著…森下典子『好日日記 季節のように生きる』
この本を読んでいると、まるで自分が今この瞬間に茶道のお稽古をしているかのような、或いはお茶席にいるかのような…、そんな贅沢な気分に浸れます。
「贅沢」と言うのは、高価なお茶碗や着物に囲まれているという意味ではありません。
今しかない季節の美しさを愛で、あっという間に過ぎ去っていくその儚さに名残を覚える、その瞬間がとても贅沢なのです。
という著者の感性に憧れます。
つい、人は「きっと自分は明日も生きていられる」と思いがちだけれど、今日しかない命を、今しかない今を、大切に大切に生きていきたいですね。
〈こういう方におすすめ〉
この世の美しい瞬間の一つ一つを感じ取る感性を磨きたい方。
〈読書所要時間の目安〉
2時間くらい。
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