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著…ステファニー・コロイン『銭湯は、小さな美術館』
入浴欲を刺激する本。
日本各地の素敵な銭湯が紹介されています。
世代を超えて仲良くなれる、地域の交流の場として。
サウナ・水風呂・電気風呂・薬湯といった色んな楽しみを堪能出来る場として。
タイル画・千鳥破風屋根・格子天井といった建築物の美を楽しむ場として。
銭湯の魅力って多種多様!
わたしはコロナ禍ですっかり足が遠のいてしまったのですが、この本を読んだら、また銭湯でひとっぷろ浴びたくなりました。
そして、「ケロリン桶」を手に取り、「なんと鮮やかな黄色なのだ…」とルシウス・モデストゥスごっこがしたいです。
この本で紹介されている中には、縁側が付いている銭湯もあって、きっとこれまで長きに渡り、この縁側で色んなお客さんたちがお喋りをして楽しんでいたんだろうな…、と想像させてくれます。
わたしもこういう所でお風呂あがりにキューッ!と冷たいコーヒー牛乳を飲んだり、他のお客さんと仲良くなったりしてみたいです。
また、もしもの時のために食料、水、発電機を備えており、災害時の「授乳所兼避難所」としても開放している、という銭湯も紹介されています。
銭湯って、色んな意味で地域に根ざしているんですね。
素敵。
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