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SAKURA MOOK50『死ぬまでに行きたい世界の図書館 ようこそ『ハリー・ポッター』魔法の世界へ』

 タイトルと表紙に釣られて読みました。

 オックスフォード大学ボドリアン図書館を筆頭に、ファンタジックな雰囲気を漂わせる世界中の図書館をカラー写真付きで紹介している贅沢な本です。

 『ハリー・ポッター』シリーズと特に関連はありませんが、どこかでハーマイオニーが読書に耽っているかも…? と想像を掻き立てられる図書館が沢山あってワクワクします。

 古い建築様式を残した芸術的な建築物がいっぱい。

 図書館はまさに歴史の生き証人。

 何百年も前の貴重な書物も保管されており、人類の叡智の結晶。

 この本を読んでいると、「この図書館に行ったらどんな本との出会いがあるんだろう…」と夢が膨らみます。

 もしこの本に載っている図書館が外国人観光客も見学可であれば、わたしも是非行きたいです!

 こういう図書館に通っている読書家たちの中には魔法使いや錬金術師が紛れていても全く違和感が無いので、もしかしたらダンブルドアとすれ違えるかも!? なんて妄想も楽しめます。

 また、この本の後半には「これってお城じゃないの?」と目を疑うような高級感漂う書店や、本をジャンル・出版社ごとに分類したりせず国や地域別に並べているので旅行気分で本を選べる書店(イギリスの「ドーント・ブックス・マリルボーン」)といった所も紹介されています。

 本好きにとって堪らない一冊。



 〈こういう方におすすめ〉
 本が大好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 じっくり読んでいたら半日かかりました。

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