編…パートナーエージェント『婚活川柳』

　婚活にまつわる悲喜こもごもを詠んだ川柳をまとめた本。　

　共感する作品がいっぱい。

婚活川柳

「別れても いいからとにかく しろと母」

（P20から引用）

　どこの親も同じことを言いますね！

「笑うつぼ 一緒の君と めぐり合う」

（P25から引用）

　いいなぁー！

　これですね、誰もが求めてやまない相手は…。

　「会う」じゃなくて「合う」を選んで使っているのがポイントですね。

　しっくりくる相手なんだなぁ…と伝わってきます。

「ご祝儀を 取り返す日は きっと来る」

（P66から引用）

　わたしも取り返したい！

　色んなものが値上がりして、でも給料は上がらないのに、ご祝儀の相場はバブル時代のままで、内心では祝福や感動といったものとは違う涙で泣きたい気持ちをこらえながら「おめでとうございます」と笑顔で色んな人たちに差し上げ続けてきたご祝儀…。

　いつか頂く側に回りたい！！

　…そう願いながら、わたしはまた近々友達の結婚式に参列します。

「抱きしめた 彼のアバラが 折れ破談（46才 女性）」

（P125から引用）

　ちょっ…。

　ちょっとちょっと、これはどういう状況ですか！？

　普通、抱きしめたからってアバラは折れませんよ。

　物凄く情熱的に力いっぱい抱きしめてしまったのでしょうか？

　それとも彼が骨粗鬆症でものすごく骨が脆かったのでしょうか？