![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70387733/rectangle_large_type_2_f0993cf842ee2deb468744dacbb60aee.png?width=1200)
タイポ撲滅:ホームポジションを死守せよ!<概説と目次>
前振り
こんにちは。タイポ撲滅委員会(以下「TBI」)で委員長代行を務める翻訳ジャーニーです。
前回は、タイポ撲滅委員会と活動について概要をお話ししました。今回はさっそく、実際の活動内容をご紹介したいと思います。
今回は、最初の段階であり最も費用対効果の高い、「そもそもタイポが発生しないようにする」を取り上げます。この段階にもいろいろあるのですが、今回は作業者の手とキーボードにフォーカスした「ホームポジションの死守」というテーマでお話しします。
ホームポジションを死守せよ
一般に、左右の人差し指がホームポジション(以下「HP」)にあると、ミスタイプをしにくくなります。つまり、理想的には、人差し指がいつもHPとその周辺にあるべきです。逆に言えば、HPから指が遠ざかってしまう要素を極力減らしていくことで、タイポが発生しにくくなると言えます。
何回かのシリーズに分けて、HPの敵とその打倒方法を紹介していますが、肝心なポイントはこうです。
2割の敵をやっつければ、8割のHP逸脱を防げるゾ。
たとえば、HPからの逸脱の原因が20種類あった場合、そのうちの2割に当たる4種類を解決すれば、実際の逸脱のうち8割くらいは解消できるという考え方です。残り2割の逸脱は諦めましょう。
では、具体的にどんな敵がいるのかご紹介します。防止効果の高い順に紹介します。
ショートカット(便利だけどもHPの敵)
辺境のキーたち
全角半角とEnterキー
BackspaceキーとDeleteキー
矢印キー
その他のキー(Home/End, Page up/down など)
記事を更新するごとに上記の項目にリンクを張っていきます。具体的な対策についてはリンク先をご覧ください。
HPの死守の他には、以下のような対策があります。これらについても今後、お話ししていきたいと思います。
入力前&入力中の対策
クライアントごとに設定を作って簡単に切り替える
使わない漢字をそもそも入力できないようにする
複数の漢字表記がある場合に入力中に警告を出して知らせる
表記ルール違反を入力すると、その場で自動的に書き換えるしくみを作る
同音異義語に別の読み方を与えてしまう
キーボード操作などの改善によって生まれた時間を使って変換を見届ける
入力後の対策(後日、ちゃんと清書します)
ツールチェック各種
Just Right!
印刷チェック
色分け