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翻訳者あるある7連発

私の思う翻訳者にありがちな特徴を7つ、まとめてみました。

翻訳者適正チェックリストとしてご利用ください。(笑)

誤字脱字を目ざとく見つける

これはもう、完全なる職業病です。

「アボド」が「アボド」になっていると、凍ります。
(「avocado」ですからね、お願いしますよ…。)

閉店の表示が「Close」になっていると、と叫びたくなります。
(「Closed」だよ!)

そんなのどうでもよくない?と思ったかたは、
翻訳者(特に産業翻訳)に向いていないかも!?

分からないことがあるとすぐに調べる

翻訳の仕事の8割は調べもの、みたいなところもありますので
知的好奇心旺盛な人には向いている職業だと思います。

翻訳家の金原瑞人さんも、著書でこう書いていました。

考える暇があったら、辞書を引け!

『翻訳エクササイズ』P110

ブルース・リー風に言うならば、
考えるな、調べろ。
でございます。

1日中ひとりで家にいても平気

長時間のデスクワークが必須なので、1日中家でじっとしていられないというかたであれば、翻訳者より通訳者のほうが向いているかもしれませんね。

フリーランス翻訳者の場合、何日も部屋にこもらなければならないこともあるようです。

活字中毒ぎみ

これは特に文芸ジャンルの翻訳家のかたに多い気がします。

私も読む本が手元にないときには、商品パッケージ裏面の説明書きとかでも読んでしまいます。

できるだけいろいろなことを知っていたほうが仕事に役立つので、常に情報を仕入れておきたいという強迫観念も、ちょっとあります。

語源が気になる

ある単語について、そもそもどういう使われ方をしていたのかを知ったうえで翻訳したいので、語源を調べる傾向があります。

言葉集めが趣味

有名人・著名人の名言やら、道を歩いていて目にした言葉、電車の中づり広告で気になった言葉など、自分の感情が動いた言葉を集めるのが好きです。

私はそういう言葉や文章をノートに書き留めて、時間のあるときに眺めています。これ、結構楽しいので、おすすめです。

辞書編纂者の飯間浩明さんがおっしゃる、いわゆる「ワードハンティング」というやつですね。

彼の著作には翻訳者に響きそうなものが多いです。

継続が苦にならない

翻訳者のなかには、コツコツ英文法の勉強するとか、1つの事柄について長時間調べるとか、地道な作業が一切苦にならず、むしろ楽しいと感じるかたが多い気がします。

逆に、これができないと、翻訳者として長く働き続けるのは難しいかもしれません。


どうでしょう、自分にも当てはまる特徴、あったでしょうか?

この他にも、「パズルやゲームが好き」とか、「どハマりしている趣味がある」なんかも思い浮かびます。

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