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あなたは子供のころ、意地悪をしたり意地悪をされたことがありますか?

絵本「ふたりのきもち」を描きました。
このお話のテーマは【いじわるな気持ち】です。
みなさんは子供の頃や今まさに誰かに対して
【いじわる】をしたことはありますか?
反対に【いじわる】をされましたか?

このお話に登場する二人の女の子
イザベラちゃんとクレアちゃん。
仲が良かった二人ですが、だんだんと心が離れてしまいます。

いわゆる❝いじめ❞の話しですが、
私も子供の頃は意地悪した意地悪されたの経験をしてきました。
多かれ少なかれある話なのかと。
とてもツライ経験です。
できれば無い方がいいのですが
体の成長と心の成長過程において出てきてしまう問題。

子供の人間関係も大変なものですね。
体と心はつながっているので、大事な体も心も
どちらか一方が壊れてしまいますともう一方も壊れてしまいます。

子供たちが❝いじめ❞を苦に自らの命を絶つニュースを見聞きして
あまりにもひどい行為に言葉が見つかりません。


中世ヨーロッパでは〖子供〗という概念が無く、
〖小さな大人〗として扱われたと聞いたことがあります。
小児科の歴史もまだ浅いとか。子供服の存在も。

でも今は〖子供〗という存在、子供の人権
子供時代という感覚がもたれるようになりました。
もっと子供についての研究が進んでいろんなことが分かるのかも。
ちょっとわくわくして期待しています。
子供たちが良い子供時代を過ごせるように。

私はそんな子供時代とはある意味
〖大人〗になるための訓練期間
として考えています。
大人になったときに自分の気持ちと周りの気持ちを考えられる人に
なるために。
なんて偉そうなことを言っていますが、そんな大人になった私も
全然できていなくて家族としょっちゅうケンカしますし、
何もかも嫌になってしまいますが・・・。

先ほども書きましたが、いじめを苦に自死を選ぶ子供がいる現実に
なんとかしたい!という思いでこの絵本を描き、また活動を始めました。
大人になる前に人生を辞めないでほしいという思いです。
また訓練期間ということも知ってほしいし、逆にあまりにも酷い行為をすることがどれだけ自分を粗末にしているかということも知ってほしい。
この絵本にも書きましたが、みんな可愛い赤ちゃんで生まれてくるということ。また死んだら何も言わなくなってしまうということ。
その二つの瞬間の尊さは生きている間も同じだということ。

❝いじめ❞はそのケースごとに見ていく必要があると考えますし、
もし似たケースがあって解決方法があれば
ヒントにすると良いかと思います。

シンキングエラーとう言葉も知りました。
イライラしたり、やきもちをやく気持ちが何なのか?
私はそういう感情はとても自然な感情であって、だからこそ
いけないと押さえつけたり蓋をしたり
見て見ぬふりをせず、ちゃんと処理することが大切だと考えます。
その気持ちが他を攻撃することにつながる前に。
間違った考えに気づけるか?大人でもなかなか出来ていないのかも。
だけど子供の頃から訓練しておけば
大人時代も良くできるかもしれませんね。

お菓子は食事とはまた違う役割を持っている食べ物。
そんなお菓子の持つ力がいろんな問題の役に立ってほしい。
このお話しのようになかなか上手くはいかないかもしれないけど、
良い方向へ行けることを祈ります。


#私の作品紹介


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