マガジンのカバー画像

【うつになった大学生】

72
うつ病になった私が、私に大丈夫と言い続ける毎日の心の記録です。 誰かにとっての大丈夫にもなるといいなと思いながら、そんな誰かのことを考えながらも書いています。
運営しているクリエイター

2024年9月の記事一覧

【うつになった大学生】    季節を喜ぶ。

秋が来た。 朝家を出たわたしの前を、秋風が通り過ぎて行った。 それが嬉しくて大きく息を吸…

ほの
1か月前
42

【うつになった大学生】    痛みを手放すのが怖い。

母との関係に確かに悩んでいるのに、母と一緒に過ごしていると、わたしへの愛をひしひしと感じ…

ほの
1か月前
40

【うつになった大学生】    言葉との邂逅

退院しました!!! 入院期間4ヶ月。 よく頑張った! なんだかんだ楽しくもあり、辛くもあ…

ほの
1か月前
38

【うつになった大学生】    意外と頑張らなくてもいいかもしれない。

歌を歌った。 4ヶ月ぶりに大学の仲間と。 わたしにとって歌うとは、 言葉になる前の感情を…

ほの
1か月前
56

【うつになった大学生】    生きる。

「今見えている世界を書き留めておかなければ」 そう思ってnoteを書き始めた。 うつが酷くな…

ほの
2か月前
48

【うつになった大学生】    母の傷を癒す。

入院生活が終わる。もうすぐ4ヶ月になるところだ。 結局、わたしは母と暮らすことを受け入れ…

ほの
2か月前
53

【うつになった大学生】    昨日よりも優しくなる。

他人が心を込めて紡いだ言葉を読むと嬉しくなる。 拙い文章であっても、わたしへ向けられた言葉でなくても、その人の内側から溢れる言葉に触れられると嬉しい。 そして、ほんのたまにだけれど、言葉の呼吸が合う人に出会える。 言葉の選び方やリズムが同じ人。 息をするように言葉がわたしの中に入ってきて、血液に溶けていく感覚。 そんな人はなかなかいない。 好きな作家さんであっても、言葉の呼吸まで同じ人とはほとんど巡り合ったことがない。 わたしが生きる意味は、そんな書き手と出会う