小学生の学力は「ノート」で伸びる! 親野智可等さん著
子ども達が寝て、何気なくリビングのテレビを付けたら、クイズ王・伊沢拓司さんのお父さんの子育てというのが映りました。
その部分だけしか観ていないのですが、「勉強しなさい」と一度も言ったことのないお父さんが唯一していたことが「にんじんをぶら下げる」だそうです。
はじめはゲーム欲しさに勉強を頑張っていたのが、だんだん勉強そのものや成績を上げることの楽しさの方にシフトチェンジしていったのだとか。
「にんじん」は動機付けということですね。
「給料もらわないで仕事やれって言ったってね」とはお父さん談。
確かに、そりゃそうだ。
さて、子育てにおいて何に重きを置くかは各家庭さまざまだとしても、勉強はできないよりできる方が良いよね、とだいたいの親御さんは思ってるのではないでしょうか。
小学生の学力は「ノート」で伸びる!
親野智可等さんのご著書です。
テレビをすこし観たあと、今夜はこちらの本を読んだので、忘れないうちに私なりに要点をまとめてみたいと思います。
(昨夜、要点をまとめて長文を公開したのですが、著作権の関係で良くないかなと思い、内容を大幅に変更しました)
■「好きなことを書く」ことが「書くことが好きになる」ことにつながる。
■子どもの「書く楽しさ」を切り捨てない見方を。
■「きちんと」「ちゃんと」と言われると、子どもは書くのが嫌になってしまう。子どもが自分から「やってみようかな」と思う声掛けが大事。
■テスト(結果)だけでなく、ノート(過程)を見てみる
■ノートで、親子のコミュニケーションのネタ探し
■叱るためにノートを見るのではなく、褒めるためにノートを見る。
■指導する前に、まずは褒める。「10褒めて、指導は1」
本を読み終えて、悪い方の例に心当たりがあり過ぎる母・・。
まさに今日、小1(いちぬんせい)息子のひらがな練習プリントが雑すぎて、ひとつも褒めずに何個も指導してしまいました。あちゃーー。(←死語?)
まだ間に合いますよね?
明日から、「10褒めて1指導」実践してみます!
この本で特に参考になった点は、具体的な褒め方が載っていたところ。
それから、実際にやってみるのが全く難しくなさそうなところが気に入りました!
頭では理解したけれど、実際にはこんなにうまくはできないんだよなぁと思うような子育て本もありますが、こちらの本はひとつひとつは取り組みやすい小さなステップで、試してみたくなりました。
具体的な「声掛け」を是非みなさんとシェアしたい!と記事にしてみたのですが、著作権の関係で、その辺りを載せるのはやめておきました。
機会があれば一度手に取ってみてくださいね。
親野智可等さんと、花まる学習会の高濱正伸さんの子育て本が好きです。
こちらの本もとても参考になった記憶があるのですが最近読んでないからまた読み返してみようと思います。
子ども達が小さい頃は、この本にはとても救われました。
もう小学生。でも、まだ小学生。最近また読み直しました。