本気ファクトリー

畠山和也 本気ファクトリー株式会社 代表取締役 リクルート・ソフトバンク・ラクスルなどで新規事業開発に携わり、2014年に独立。30社以上の大企業の新規事業開発を支援する傍ら複数のスタートアップに株主、役員として参画し新規事業開発を続けている。 #新規事業 #企業内起業 #起業

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畠山和也 本気ファクトリー株式会社 代表取締役 リクルート・ソフトバンク・ラクスルなどで新規事業開発に携わり、2014年に独立。30社以上の大企業の新規事業開発を支援する傍ら複数のスタートアップに株主、役員として参画し新規事業開発を続けている。 #新規事業 #企業内起業 #起業

最近の記事

新規事業開発をするなら知っておきたい、代表的な7つのビジネスモデル

こんにちは!本気ファクトリー公式note編集部です。 新規事業において、適切な「ビジネスモデル」を選ぶことは重要な要素です。なぜなら、ビジネスモデルの種類によって、新規事業を成立させる難易度は大きく異なるからです。 ところが、このビジネスモデルの基本の型や難易度を知らずにビジネスを始め、失敗してしまう人も少なくないそうです。 そこで今回は、新規事業開発コンサルタントである当社代表の畠山に、ビジネスモデルの基本の型について解説してもらいました。 初心者は難易度の低いビジ

    • はじめての新規事業に「マッチングプラットフォーム」が向かない理由

      こんにちは!本気ファクトリー公式note編集部です。 新規事業開発で最初に取り組むのが「新規事業のアイデア出し」です。 新規事業開発コンサルタントである弊社代表の畠山によると、このアイデア出しの際に「マッチングプラットフォーム」を出す方が多いそうです。しかし、マッチングプラットフォームには意外な落とし穴があると言います。 そこで今回は、事業成立の難易度が高いビジネスモデル、低いビジネスモデル、それぞれを例に、新規事業のアイデアを考える際に注意する点について聞きました。

      • ザ・リッツ・カールトンと格安ホテルで比較! 「ミッション・ビジョン・バリュー」の役割とは?

        本気ファクトリー公式note編集部です。 会社を運営していく上で重要な「ミッション・ビジョン・バリュー」。外部環境の変化が激しい現代において、その重要度はますます増していると言われています。しかも、会社経営だけでなく、新規事業を行う上でもその構築は不可欠です。それぞれがどのような役割を果たすものなのか、しっかり理解しておきたいところです。 今回は、大企業の新規事業開発にコンサルタントとして携わってきた弊社代表の畠山に、「ミッション・ビジョン・バリュー」について詳しく話を聞

        • 「勝てる場所で勝負する」参入する市場の選び方

          本気ファクトリー公式note編集部です。 新規事業開発では、「3C分析」を始めとする環境分析を活用し、競合や、自社の「強み」と「弱み」を正しく把握するのが重要です。そして、自社を取り巻く環境をしっかりと認識した上で、どの市場に進出するのが有効かを判断します。 今回は、新規事業を展開する市場を選ぶ手法について、大企業の新規事業開発にコンサルタントとして携わってきた弊社代表の畠山に聞きました。 ランチェスター戦略で考える勝つための戦略ーー新規事業において、自社を取り巻くビジ

          「競合はいない」はありえない、事業環境分析の重要性

          本気ファクトリー公式note編集部です。 新規事業開発では、自社を取り巻く環境を知ることが不可欠です。 事業環境を正しく把握、分析することで、適切な事業戦略の立案が可能となります。 今回は、事業環境分析の重要性について、大企業の新規事業開発にコンサルタントとして携わってきた弊社代表の畠山に聞きました。 「競合はいない」はありえないーー新規事業開発では自社を取り巻く環境を把握することが重要だと聞きました。その際に注意することはありますか? 畠山:投資を希望するスタートア

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          「だれでも新規事業つくれるカレッジ(だれつく)」と「起業の教習所」構想

          ●起業の教習所構想 「これからの人生を賭けて、何かを成し遂げるとしたら、お前はいったい、何がしたいの?」 スタートアップの役員として、これまで何度も「あなたは何がしたいの?」と人に尋ねてきた私が、その問いを自分自身にぶつけたとき。 どうしても実現したい世界を言葉で表すと、「起業の教習所」というビジョンに行きつきました。 日本で起こっている数多くの課題を、起業の支援をすることによって、解決していけないかと考えたのです。 とかく、「ハイリスクだ」「事故だらけだ」と言われる起

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          組織の一員として取るべき行動を決める6つの「行動指針」

          会社という組織が事業を展開していくのも、各メンバーが仕事を進めるのも、常に意思決定の連続です。それぞれのシーンでどういう行動をするか/しないかを選択し、実行する内容を決定していきます。 本気ファクトリーでは、組織の一員が取るべき行動を決める指針として、以下の6項目を掲げています。 1.変化し続ける世界に適応するため、常に成長し続ける 2.不可能な完璧を目指すより、今できる最大を 3.物事には複数の可能性があることを前提に備えよ 4.権限と責任はセット。責任を果たすことは改

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          若者が未来に希望をもてる社会をつくるために我々が目指す姿        ビジョン「起業の教習所をつくる」に込めた想い

          ー本気ファクトリーのビジョンについて教えてください。 ビジョンは「起業の教習所をつくる」です。 なぜこのようなビジョンに変わったのかというと、 まず、若者が未来に希望を持てる社会になっていないという現状認識があります。 この理由は、社会が未来に向けて豊かになっていないからだと思っています。 では、豊かになるために何が必要かを考えた時に、2つのことが必要だと思うんですよね。 1つ目が新しい時代にあった事業 たくさんの事業が社会側として作られたら豊かになっていきます。

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          ソリューション開発のための発想法

          本気ファクトリー公式note編集部です。   企業の新規事業開発で重要なのは、質の高い顧客課題を発見し、その課題を解決する精度の高いソリューションを提供することです。   それでは、ソリューション開発のためのアイデアはどのように生み出されるのでしょうか。 ソリューションを考える際の発想法について、大企業の新規事業開発にコンサルタントとして携わってきた弊社代表の畠山に聞きました。 アイデアは素材の組み合わせで考える ーー新規事業開発において、ソリューションを開発するための

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          質の高い顧客課題を発見する手法「デプス・インタビュー」とは?

          本気ファクトリー公式note編集部です。 企業が新規事業に取り組む際、最も重要なのは、質の高い顧客課題を発見することです。「誰が顧客なのか」「その顧客の課題は何なのか」を明確にすることから、新規事業開発が始まります。 それでは、質の高い顧客課題はどのように見つけるのでしょうか。今回は、課題発見の手法について、大企業の新規事業開発にコンサルタントとして携わってきた弊社代表の畠山に聞きました。 潜在課題発見には「定性調査」が有効な手法 ーー事業開発において、まずは質の高い顧

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          「新規事業の成功確率は千三つ」は本当か?

          新規事業の成功確率は低いって本当? ーー「新規事業の成功確率は千三つ」などと言われますが、新規事業開発の成功率は低いものなのでしょうか? 畠山:「新規事業開発の成功」をどう定義するかによります。 たとえば、大企業における新規事業開発。 大企業内で事業として残すためには、当然売上や収益規模が大きくなりますから、成功させるハードルは高いといえます。よって、基本的に大企業における新規事業開発の成功率は低いといえるでしょう。 リクルートの例を見てみましょう。 リクルートでは、

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          学生時代の挫折から鬱病に。救ってくれたのは起業家の活躍だった

          ■代表取締役社長 畠山和也(はたけやま・かずや) 新規事業に「支援」「実行」「教育」「投資」の4軸で携わる複業家。 「支援」は主に大企業向けに新規事業支援を行い、「実行」は複数のスタートアップに株主・経営陣として参画。「教育」は株式会社BYD内で学生起業家育成講座を講師として運営しており、「投資」はエンジェル投資家として活動中。 新卒で入社したソフトバンクBB以後、リクルート、スターティアラボ、ラクスルと4社の会社を経験を経て2014年に独立。会社員時代から一貫して新規事

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          新規事業開発の成否を分けるポイントとは?大企業が躓く2つの壁

          「企業内起業よりも、起業のほうが有利」は本当か? ーー大企業における新規事業開発について教えてください。「企業内起業よりも、起業のほうが有利」と言われることがありますが、大企業内での新規事業開発は難易度が高いのでしょうか? 畠山:私は、企業内起業とゼロからの起業のどちらも経験があります。難易度で言えば、どちらも簡単なものではないと思います。しかし、それぞれの「難しさ」の種類が違います。 スタートアップの場合、最初は本当に何もありません。 まず、資金力がありません。創

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          新規事業開発の本質とは

          こんにちは! 本気ファクトリー広報noteチームです。 長く続いたコロナ禍がようやく落ち着いてきたものの、物価高や人手不足のあおりを受けて、業績が改善されないとお悩みの企業様も多いかと思います。 そのなかで新規事業を立ち上げ、業績の改善を目指す企業様が増加傾向にあります。 事実、弊社では新規事業開発支援をメイン事業にしておりますが、この新規事業開発に関する相談が以前よりも増えてきました。 今回のnoteでは新規事業開発の本質について、代表である畠山にインタビューして

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