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未来を築くための投資とコミュニケーション

先輩に勧められて『働く女子のキャリア格差』を読んだ。読み進めるうちに、自分がどんなキャリアを築きたいのか、そしてそれをどう実現していくのかを周囲に伝えることの重要性に、やっと気づいた...。
これまでは、考えをあまり口に出さず、行動で示すことが大切だと思っていた。アピールばかりしている人に対して、正直「何なんだろう」と感じたこともあるが、逆に自分の考えを示さないことは「察してちゃん」や「ぶら下がり社員」と見なされる可能性があると知って、ショックだった。

少し冷静に考えると、こんなに多くの社員がいる中で、自分の理想的なキャリアを実現するには、自分が何を望んでいるのかを、まず周囲に理解してもらうことが必要であることは当たり前だとわかる。普段の仕事に集中するだけでは、その考えは伝わらないし、目の前の業務だけをこなしていては視野が狭くなりがちだ。だからこそ、「こんなことに興味がある」という意思と、「そのためにこういう行動をしている」という未来を見据えた姿勢を示すことが重要だと実感した。

特に心に刺さったのは、「将来が不安になるのは投資不足だ」という言葉だ。お金に対しても、キャリアに対しても、投資が必要なのは本当にその通りだ。目の前の仕事で手一杯にならず、通常業務の期待値を調整することで余裕を作り、2割の時間を未来に向けた行動に充てることが大切なのだろう。そして、進む方向性を上司とコミュニケーションすることが評価に繋がる。

プライベートでは、どう過ごしていきたいかを考えることはよくあるが、会社での自分の未来については言語化し、発信することが不足していたと気づいた。今の仕事はクリエイティブで楽しいが、今のスキルだけでは長く続けていけないかもしれないという不安もある。だからこそ、先を見越して必要なことを学んでいる。すると、その姿勢が、これまで嫌々やっていた仕事よりも評価されるようになった。

未来を見据えて行動し、それを余裕を持って計画的に進めること。それこそが、キャリアでもお金でも、自分自身への大切な投資だと、改めて感じている。

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