ついに今春から高校でも金融教育がスタート
(少しずつNoteに記事を移行しています)
ここ1、2年で「金融リテラシー」という言葉を目にする機会が増えた人も多いのではないでしょうか。
インスタやYouTubeなどでも投資に関するアカウントやチャンネルは増えていて(怪しいのもあるけど)若年層でもじわじわとお金に対する考え方が変わってきているのを感じています。
で、そもそも「金融リテラシー」ってなんぞやって話ですよね。ざっくりいえばお金に対する知識や判断力のこと。
金融リテラシーが高い、低いで表現されます。
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「人生を通してお金とうまく付き合うための知識やスキル」
残念なことに日本ではこのスキルがまだまだ低いのが現状。その根本に、お金は汚いとかお金の話をするのは恥ずかしい、とか金儲けの話なんていじきたないとかそういうことを思う人がまだまだ多いんですよね。でもこれって他の国ではけっこう日常的に行われている会話でなんら特別なことではないのです。私の親戚は台湾や世界各地に散らばっていて、華僑あるあるで昔から投資やら株やらどうやったら資産を増やしていけるか(もちろん人生の中で一度や二度騙されるとかもあるようだけど)、世界経済がこうなったから自分がもってる株は上がるだの下がるだの、というのを日常茶飯事的に話すのが当たり前の光景でした。生きていくうえで、必要な日々の家計管理・資産形成・金利やローンの知識など、小さい頃から目にし耳にしていく環境って個人的にはすごく大切だと感じていて、日本はこれが相当低いのでこれらを底上げをしていこうという動きが今あちこちで出ています。
その一つとしてタイトルに取り上げたのが高校の金融教育スタート。
なんと2022年4月の文部省の学習指導要領改訂で「資産運用」が盛り込まれることが決定。金融商品による資産形成という視点を学校教育に盛り込むことが求められるようになった、ということなのですが漫画の「ドラゴン桜」じゃないけどもこの手の話をわかりやすく興味をもって伝えるのって結局は、何を教えるってよりも、誰が教えるのか、が一番大きいんじゃないかなと思います。
文部省はそれなりのしっかりしたマニュアルを準備するだろうしそれに沿って先生達は講義をしていくのだろうけど、話がつまらない先生が教えたら知識が伸びるどころか、逆につまらない、めんどくさいと思う生徒がでるかもしれないということなんですよね。個人的な意見だけど日本の家庭で金融リテラシーをあげることができないのならば高校といわず小学生から金融リテラシーをあげていく準備をしていくのがいいんじゃないかなと。例えばお年玉をもらったらそれを貯金ではなく少額で気になる株に投資したりとか何か資産運用できるものに回すとか。(もちろん保護者がかわりにやるのだけども)そのためには経済の動向も知っておかないといけないし、だからやっぱりニュースには敏感でいないとなと感じています。
ってなんか真面目なテーマをしょっぱなに選んじゃったけども、「お金」の話は大事です。私も日々勉強。