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【逃げた?違う、離れた。】高校中退から得た大切な経験🍀

💡自分には合わない、違和感を感じる環境から離れること=「逃げる」「失敗」だと思っていませんか?

こんにちは、よりまるです!✨

🍀はじめに  

今回は、僕の人生の失敗談、
高校編についてお話しします。  

僕は高校を辞めたことを長い間、
「人生において逃げた=失敗だ」
と感じていました。

でも、20年近く経った今、
逃げてもいないし、失敗とも思っていません。

むしろあの時の出来事があったからこそ
今がある、と実感しています。

なぜそのように考え方が変わったのか?

当時の状況を振り返りながら、
その理由についてお話ししたいと思います。

🍀突然の始まり


僕は、高校に入学してから、
特に問題もなく、過ごしていました。

ところが、2年生の夏休み前のある日、
授業の合間に「お前、生意気なんだよ!」と、
突然、後ろから同級生に殴られました。

その瞬間、頭が真っ白になり、
何が起きたのか理解もできず、
反撃することもできませんでした。

それ以降、この行為が
毎日のように続くことになりました。

親には何も言わず黙っていたのですが
ある日、青あざを見た親に
気づかれてしまいました。

思い切って親に相談すると
「悪いことをしているわけではないんだから、
引け目を感じる必要はない。
学校には行きなさい」
と言われました。

そう言われても、行けない日も当然ありました。

「どうして行かないの?
ただ行きたくないだけじゃないの?」
と親から言われることもありました。

「行かなきゃ…」と頑張って登校したり、
どうしても行けなくて休んだり…
そんな日々が続きました。

そして、どうにか夏休みを
迎えることができました。

🍀逃げたと思っていた日々  


夏休みの間、家にいるのもキツかったので
中学時代に仲の良かった友人達と
過ごすことが多くなりました。

10人ぐらいの友人たちが、
1人の友人の家に集まる感じで、
今も付き合いのある友人達です。

その中の数人が高校を辞めていて、
「高校を辞めても大丈夫なんだ」という
感覚が芽生えました☀️

現実から目を背けたくて、
夏休みの間は友人の家で過ごすことが
多くなりました。

ただ、そんな時間はあっという間に過ぎ、
夏休みの終わりが近づくと、
学校に行く不安が襲ってきました。


迎えた休み明け初日、
どうしても行きたくなかった僕は
高校に行くフリをして友人宅へ向かいました。

家にいたくない気持ちを打ち明けると、
友人は「今日はゆっくりいていいよ」と
言ってくれました。

しかし、母親が迎えに来て、帰宅することに。

帰宅すると、家族会議があり、
父からは「なんでやり返さないんだ!」と
責められ、僕の心はさらに沈んでいきました。

こうして、学校には行かなくなり、
約2ヶ月間、家に引きこもる生活に。

それでも、心のどこかで、
「このままではいけない」と思っていました。

なので、両親と話すことになったある日、
僕は意を決して、高校を辞める決断を
伝えることにしました。

🍀高校を辞める決断


高校を辞めると伝えた瞬間、
衝撃的だったのは、父に「なんで逃げるんだ!」と、一発殴られたことです。

心のどこかで、父も心配してくれているから
こその行動だと理解はしていましたが、
それでも僕の決意は揺るぎませんでした。

「もうこれ以上、無理なものは無理だ」
という強い思いで
辞める意思を譲りませんでした。

その後、しばらく父と話し合いを続けた結果、
条件付きで高校を辞めること
認めてもらえることになりました。

学校に辞める意思を伝えると、
先生がいじめた側の両親とともに
謝罪に訪れたいと言い出し、
家でその場を設けることに。

連絡のあった翌日、相手の両親と本人が
家に来て、いきなり土下座をしました。

「本当に悪かったと思っています。
だから、どうか学校を辞めないでほしい」

と涙ながらに謝られましたが、
それでも僕の恐怖心は消えませんでした😣

「見えないところでまた何をされるかわからない」という思いがあり、僕はその場でハッキリと、
「いえ、もう高校を辞めます」と伝えました。

僕は高校を辞める道を選ぶことができました。



🍀高校を辞めてから


先程の辞めるのを認めて貰える条件とは、
「仕事をして、その収入で学費を払いながら
高卒の資格を取ること」でした。

そこで、月2回の通学とレポート提出、
テストでの点数のみで高卒の資格が
取れる通信制の高校に再入学しました。

そして、和食調理の仕事で正社員になり、住み込みで働きながら月2回学校へ通い、無事に卒業することができました🎓


🍀今、思うこと  


冒頭でもお伝えした通り、
僕は長い間、高校を辞めたことを
「逃げた、失敗」と感じていました。

なぜそう思っていたのか?
それは、イヤな環境から離れることは
逃げだと親からずっと言われてきたからだと
気づきました。

親が悪いというわけではなく、
心配して言ってくれていたのだと思います。

「逃げる」という言葉そのものが
失敗を連想させるため、
逃げることに対する罪悪感を抱いていました。

しかし、僕が学んだのは
「逃げるのではなく、離れる」ということです。

イヤな環境で辛い思いをしながら耐えても、
自分にとって本当に良い結果には
繋がらないことが多いと感じました。

自分がその価値観を得ると、
周りにも同じように求めてしまうと思います。

僕の親自身もそう育ってきたからこその
行動だったんだと今は感じています。

しかし、楽しく過ごせる環境の方が
何倍も良いということを動画や読書からも学び、僕自身も強く実感しています。

事実、再入学した高校では、新しい友人も出来て
住み込みで働きながら勉強は大変でしたが、
楽しく学校に通い卒業することができました。

🍀最後に

今同じような環境にいる方へ、
環境を変えるのは「逃げ」ではなく、
新しい可能性を見つけるための一歩
です。

イヤな出来事があると
視野が狭くなり辛くなると思います。

それでも、その場から離れた経験が
あったからこそ、人の痛みがわかるように
成長したんだと感じています。

その成長が今の妻と再婚できた、
共感力につながる、土台になったと思います。

辛い経験をたくさんした人ほど、
人の痛みがわかる優しい人になれる、
これが、この経験があるからこそと
思える理由です。

自分の人生は、自分が選ぶものです✨


最後までお読みいただき、心から感謝いたします☺️

感想などあればぜひ、コメントください🍀


💡次回予告
高卒の資格を取得したその後、調理の仕事から転職し、とあるビジネスに出会います…
これが、僕の人生の大きな失敗談につながります

ぜひお楽しみに!


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恋愛、禁煙、考え方など
幅広いテーマで書いてます。



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