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怪我をして仕方なく、家で遊んだ。だから、娘の成長に気付けた。

足に、怪我をした。


全治何週間みたいな大げさな怪我ではないが、一応何針か塗ったので、今週はおとなしく家にいる時間が長くなっている。

幼稚園から帰ってきた娘と、公園に行くこともできなくて、申し訳なく思うここ数日。

というわけで今日は、娘と家の中で遊ぶ時間がいつもと比べて長かったのだが、そのおかげで娘の成長にいくつか気が付けたので、残してみる。



娘と、カードゲームをした。

娘がトランプを自分で持ってきて、切って、数えて、と最初の内は遊んでいたけど、そのうち

ママ~一緒にぶたのしっぽやろー

と誘われた。
以前、夫・お兄ちゃん・娘でやっていたことはあるけど、私とはもしかしたらやったことがなかったかも。
やりながら様子を見ていると、しっかりルールを理解している。

豚のしっぽが終わると、今度は

ママ、うのやろうー

と言われ、娘がまた自らUNOを持ってくる。

7枚ずつ配ってくれて、私の方には実は8枚あったけど、1枚戻して、スタート。

やり始めて驚いたのだが、娘は UNO のルールをほぼ完璧にマスターしていた。

同じ数字、同じ色で出せること、同じ数字なら重ねて出せること、ドローのカードを出せば相手にカードを引かせること。

数か月前に始めたときは、たどたどしかったカードの扱いも、すっかり上手になって、7枚くらいなら片手で広げて持てるようにもなっていた。
5歳になるとここまでできるんだな、とも思い、娘の成長をひしひしと感じた。

結局 UNO は4回やって娘は三勝一敗。
「ママは勝てるまでやるーー」って言われたから、最後に私が勝ったら、すごく不機嫌な顔をしていた。理不尽に感じるが、子どもらしくていいか。


その後は、絵本を読むことに。

ぐりとぐらシリーズの本を読んでいると、娘が下のページでふと

「ここ、○○ちゃんなら通れるよー」

と言った。


○○ちゃんは、幼稚園で同じクラスにいる年少さん(縦割りクラス)。
年中の娘からしたら、年下の子。

私は、娘のこの表現の仕方に、彼女の成長を感じた。

以前だったら、例えば「私だったら通れるかな」とか、自分やもっと身近な家族を例えにだして言いそうなものだ。
そこに、幼稚園のお友達、しかも年下の子の名前が出てきたことに、少し驚いた。
しかもその子の名前を出した時、「小さくて可愛いよね」という意味を含んでいたようだった。

家にいると一番小さい存在の娘だけど、幼稚園ではきっとお姉さんの一人として、振る舞っているんだろうな、と想像した。
娘が、自分より小さい子のことを慈しみ、愛しく思っているように感じて、また成長を感じたのだった。


本当はもう一つ、成長を感じたポイントがあった気がしたのに、忘れた…すぐにメモればよかった。
思い出したら、また残そうかな。


足を怪我して痛いし早く治ってほしいけど、おかげでこうやって娘とふたり、向き合って、濃密な時間を過ごして、彼女の成長に気が付くことができた。
これも、セレンディピティだなぁ。


簡単ですが、今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!



hona




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