皆が気になる”アレ”がある場所~阿蘇ファームランド元気の森~
カラダとアタマを使って、はい健康!
阿蘇が誇る、大自然と健康づくりのアミューズメントパーク!
「阿蘇ファームランド 元気の森」に行ってきました。
阿蘇の広大な自然をふんだんに使ったこの施設。その広さは約一万坪、アスレチックは何と60種類!
個性豊かなアスレチックには、地形を利用したものや、ボールを利用したものなどがあり、飽きることなく次から次へと楽しめます。
一日遊んで健康になれる、そんな施設です。
また、お子様から高齢者まで、広い世代で遊ぶことができますので、家族旅行にもピッタリでしょう。
コースは年齢を基準に設定されています。
若い人向けのコースは、60種類全部を遊び尽くせるコース。そこから年齢に応じて、アスレチック数は調整されていきます。だから高齢者の方でも安心。
自分の体力、気力に合わせて選択してください。
しかし、コースを遊び終えたとしても、施設を退出する必要はありません。「まだまだいけるな」と感じた方は、より上のコースにチャレンジすることも可能です。
それでは、印象に残っているいくつかのアスレチックをご紹介!
① ねじれの道
こちらは、丘の斜面に現れる、ねじれて浮き出たピンク色の道の上を、落ちないように進んでいくアスレチックです。
幼い頃に、「横断歩道の、白い部分だけしか踏んではダメ」という、謎ルールで遊んだことはありませんか?僕はあります。
何なら今でも時々やっています。
そんな方なら、絶対に楽しめるアトラクションといえるでしょう。
しかし、この道、ただ進むだけだと侮るなかれ。
立体的に浮き出た部分は、意外なほど急勾配で、表面はつるつる滑るといういやらしい構造になっています。まともに進もうとすると、手を使わずにはいられません。
踏ん張る力はもちろんのこと、握力、さらには腹筋にも相当力を入れないと、渡り切ることができないのです。
齢二十四の僕ですが、想像していた以上にきつくて、何度泣き言を漏らしたことか。
しかし、「落ちたらサメに食われて死ぬ!」という妄想のサポートもあり、何とか渡り切ることができました。(二回ほど食われて死んだ。)
お子さんを連れていく際は、渡っているお子さんの側にいて、滑って転んで痛い痛いしないよう、付き添われることを推奨します。
② デレンケン迷宮
デレンケンとは「出れんけん」ということでしょうね。きっと。
その名の通り、複雑で距離の長い迷路となっています。
こちらも油断していたら、余裕で迷子になってしまうので、アスレチックと侮るなかれ。
迷路の中をひた走り。
タイヤの足場を飛び移り。
ドーム型の迷宮を抜けたら、再び迷路です。
道も長く、相当の体力と知力を要します。
ゴールの時にはもうヘロヘロでした。
迷路好きならワクワクしてたまらないことでしょう。
ただし、本当に広くて長いので、体力に自信のない方は、遊ぶ前にしっかり身体を休めて挑むことを推奨します。
③ きつい回転
え……?
……こ、これは……!
「漫画で奴隷とか囚人とかが回している謎の棒」ではないか!!
出典:「キン肉マン」(ゆでたまご)
そう、元気の森には、こんなサブカル好きが歓喜するような代物もあるのです。
当方こういうの大好きです。
垂涎モノです。
この棒回しは、酷な作業に見えながらも、「何のために回しているのか、ただただ謎」という、数寄者心をくすぐる魅力を放っています。
そして、それはこのアトラクションでも再現されているのです。
そう、「回しても、特に何も起こらない」のである!!!
これほど作品に忠実なものも、そうないでしょう。
もちろん実際に回してみましたが、途方もない徒労に胸が躍りました。
感動必至のアスレチックです。来られた時は絶対に立ち寄ってください。
そして仲間と一緒にうんとこ回して、「強制労働ごっこ」にいそしむことを強く推奨します。強く。
惜しむらくは、あまりにワクワクしすぎて、回している姿の写真を撮り忘れたことです。
額に飾って部屋の一角を飾りたかったのですが、それは次回来た時のお楽しみとしたいと思います。
まとめ
今回紹介した以外にも、まだまだ57種類ものアトラクションが残っています!
簡単なものもあれば、息が上がるほど、クリアが困難なものも。
一つ一つが工夫されていて、楽しさは満点です。
全てやり切った後には、得も言われぬ達成感が。さらには「そりゃ健康になるわ」、と言いたくなるほどの運動量を感じます。
もっともっと遊びたい、という気持ちになるのですが、身体は正直です。
程よい疲れは優しく肩を叩いて、「もう帰って休め、寝ろ」と言ってきました。
寄る年波には敵いません。まだ二十四の分際ではございますが。
無限に走り回るキッズたちを尻目に、すごすごと退散するのでありました。
子どもって体内で、核融合でも起こしているんでしょうか……? いつ見ても不思議に思います。
なんて、言ってたらどんどん衰えていきそうで怖いので、普段からもっと運動しようという気持ちになりました!
次行く時は、ひょいひょいとアトラクションを巡れるように、体力筋力をつけたいと思います!
リングフィット買おうかな……。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
熊本というか、阿蘇の強みは大自然の遊べる場所があることだと思います。
今は県外の移動が難しい時期ではありますが、熊本にお越しの際はぜひ阿蘇にいらしてくださいね。
おすすめは、「やまなみハイウェイ」で藤井風の「きらり」を流しながら滑走することです。
気持ちはもう新型ヴェゼル。風に乗って、どこまでも行けそうな気持ちになれますよ。
この風は藤井の方ではなく、吹くの方のやつです。紛らわしいな。
それでは、阿蘇の風景でさようなら。
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