きっちり消化、吸収ができてはいないが…
アメリカ大統領の交代劇は、世界から注目されるとともに、民主主義とは一体なんだろう。どうしてこうなったのだろうか?と考えさせる機会になったのではないでしょうか?
今回のことだけにスポットライトを当てると、実は問題は理解できないし、今後のあるべき世界は見えないと思われます。
そこで手に取ったのはこちら
レビューにも書いてありますが、コンパクトでありながら歴史をきっちりスケッチしてくれています。
中島岳志先生の本で出てきたり、塩野七生さんの『ギリシャ人の物語』、『ローマ人の物語』にも出てきたりしていた話をきっちりと整理してくれています。
政治学をまともに学んだことがないので、一読で理解きっちり出来たとは言えませんが、民主主義という言葉が、よい言葉と認識されたのが、この2世紀であることなど知らないことも…
ちなみにやはり気になるのは、ハンナ・アーレントの『全体主義の起源』まともには読めないので
をKindleアンリミテッドで読もうと思います。
ちなみに、トランプ氏の件は頭でポピュリズムに触れる箇所で述べるのみ、全体的に冷静で確実なことが書かれている感じです。はじめと、終わりもきっちりつながってますから、かなりまとまりがある書き方です。
ちなみに、学術会議の件で、これほど偏りない文章を書く方を任命しなかった現政権…大丈夫?
相当、自信がないのか?偏っている自覚なのか? と個人的には感じてしまいました。
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