今度はわたしが
とてつもなく悲しくて、辛くて、突き放されたと感じる、孤独を感じずには居られない、そんな日に貴方の存在の大きさを感じる。
そうだ。私にとってきみの存在が大きくなったのは、こんな夜を救ってくれたからで、
堪らなく消えたくなる夜を乗り越えて、朝日を見ることができたのは貴方のおかげだって、思い出したよ。思い出せたよ。
これは運命で、宿命で、神様のいたずらで、
それでも構わないから。側にいさせてくれないかな。
私たちは一緒に居過ぎるには、居心地が良すぎて、きっと、互いをダメにしてしまうから、運命は私たちを引き離すことにしたんだ。
あの一瞬は、地獄だったのか、天使の幻だったのか。
きみが引っ張ってくれた手を、今度は私が引っ張りたい。
きみが前に進むため、正しい方に向かうため、青い空でなくても、黄色い向日葵でなくても、明るい太陽でなくてもいいから、きみが生きやすい世界になればいい。
そのために、そばに居させてよ。