【好かれる性格】「誠実さとは何か?」心理師の解説。345日目
◇誠実さとは何か?
「誠実さとは何か?」という質問があったとして、どのようにお答えしますか?
辞書的な表現で行くと、
こんな感じです。
真面目でまっすぐな人!というイメージですよね。
よく、誠実な人が好き!なんて耳にしますが、それはそうだなと思いますよね。
嘘ついたり、適当に物事に臨む人よりは交換が持てますよね。
実は、心理師をやっていると、別の角度で、誠実さを考えます。
◇ビックファイブ理論から見る“誠実さ”
ビックファイブという理論があるのですが、その中に「誠実性」という項目があります。
ビックファイブに関しては、以下の説明とさせていただきます。
5つの要素は、外向性、調和性、誠実性、神経症的傾向、経験への開放性からなり、その組み合わせから人間の特性を見る!みたいなものです。
気になる方は、ビックファイブ診断などやってみてください。
それぞれが、重要な側面を持っているのですが、特に誠実性が高い方が好かれる傾向があるとも言われています。
ビックファイブでは誠実さを「責任感があり勤勉で真面目な傾向」というように表現します。
では、なぜ誠実さの高い人が人気なのか。解説していきます。
◇表面的ではなく、心の底から向き合っている
誠実さの高い方が人気のポイントとしては、表面的ではない。という事です。
仕事にしても、人間関係にしても、心の底から想っている。という事です。
人に好かれるために嘘をついたり、仕事も表面上を繕ったり。
いつかこの化けの皮は剝がれていきます。
人間は、偽りの自分像を続けることはできないからなんですよね。
だからこそ、誠実性が高く、心の底から考え、想いながら向き合っている人が長い目で見ても好かれたり、人気があったりします。
例えば、プレゼントを贈る際にも、一般的に人気だから。という理由で高いものをあげるよりも、その人が好きなものや事を想い、考え抜いたものの方が気持ちが伝わりますよね。
そのためには、その場だけではなく、相手がいないときに考えるという手間が必要になりますが、誠実性が高い方は、その手間を惜しまず取り組みます。
ですので、好かれたい人がいたり、一生懸命取り組みたいことがあれば、その場しのぎではなく、一人の際に相手の事を考えてしっかり準備をしましょう。
私は、仕事の場面では、クライエントさんの好きな事や、価値観を必ずメモして控えています。
その上で、次回お会いした際にも自然と話ができたり、相手も心を開いてくれやすくなると思っています。
まずは、誠実に。時間と手間をかけて心の底から相手と向き合いましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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