
私は育ったHSP?
(ここではHSPの説明は省きますね。)
去年、いや一昨年かしら?
本屋さんで『繊細さんの本』を見つけました。
私は大きな音や連続して聞こえる音、肌触りの悪い服、テレビ切入のちっこいライト、豆電球、味付けの濃い料理などなど大量に苦手なものがあり『どこまでなら対処していいかなあ?』と悩んでいました。
あんまり対処しすぎるのは『わがまま』かなぁ?
電車もおしゃべりな人が乗ってくると顔には出さないけど『いやだなぁ…』と思ってしまう。
柔軟剤の匂いすら苦手です…。
下着のタグとかもすぐにチョッキン。
チクチクはきらいです。
場の空気を読みすぎるほど読みますし、頼まれなくてもお茶が出せちゃいます。
美術館では絵の人物の気持ちになりきっちゃったりして号泣。
マスクべちゃべちゃ…替え持参。
感情移入が強烈なタイプでしょうね。
芸能ゴシップや噂話はバカらしくて聴くのも時間の無駄だと思っています。
しゃびしゃびです。
薄い。
テレビは一応自室にあるのですが、一週間に一度くらいしかつけません。
先週、オリンピックがやっていることに気づき驚きました。
『こういうトラブルが起こるかも!』
『対処しなくちゃ!』
と職場で一番の荷物持ち。
鞄パンパン。
整理整頓は得意だから散らかってはいないけど、ものは多いのかもしれません。
一つの出来事に対して結果のシュミレーションが同時に7つほど浮かんでしまうので、同時進行の作業はかなり苦手です。
メモ帳が手放せなくて、まるで新作の小説のアイデアでも練っている文豪のようです。
これらですら、一部です。
HSPチェックリストが40問で、私がチェックを入れたのは36問。
このリストがついていた本には『とても繊細な人』をチェック24問以上としています。
チェックリストがついていたのは緑いやつです。↓

買う奴がいっぱいいるから本屋さんで売ってるんだぞ!でも気にする人は電車ではブックカバーかけるんだぞ!
コンビニにもたくさん置いてるぞ!
(・∀・)
私自身、疲れるなぁと思うことは多いし、耐えられないほど『音』が苦手。
だけど、感動屋さんな自分が好き。
コンビニでもお花屋さんでもお洋服屋さんでも公園でも海でも、どこでも『わぁ…っ♡』に出逢える。
ちょっとした気遣いやサービスに私は気付けちゃうから『いいの?こんなに良くしてくれるの?』と感激できる。
人のちょっとした変化に気づけるから、そこからコミュニケーションが取れるし、具合が悪そうな子はすぐ見抜ける。
お客さんの様子もいつもと違えばすぐわかる。
接客は私の好きな仕事です。
本来、HSPって生まれ持った気質のはずなのですが、私個人の感覚では『HSPに育ってしまった感じ』がしています。
大きな音が怖いのは虐待を受けていたから。
人目を気にするのは、両親の怒りに触れないように2歳から細心の注意を払って生活していたから。
まるで、自分の体は『火災報知器』のように常にセンサーとなっている。
『…!あっ!いつもと違う!』
すぐ気づく。
声色、体臭、湿気、表情、間の置き方、口癖、身なりの変化、などなど目の前の人の微妙な変化を感じ取る。
人でなくても感じ取ります。
子供の頃はセンサーのついてない同級生が恨めしかった。
『〇〇ちゃーん、また明日ね〜』
そう言って帰っていく同級生に心底『バカじゃないの』と思い、心で毒吐いた。
『安全なところへ帰れる子』のおめでたさに憎しみすら感じていた。
そんな子のランドセルに向かって心で『べーっ!』てしていた。
だとしたら。
だとしたら、私のHSPらしきタチは生まれたあとに『育った』ものである可能性が出てくる。
今の私はそれでもいいやって思っています。
自分の部屋を快適に整えて、空気清浄機を稼働させ、香りのしない洗濯洗剤をつかい、薄味の料理を食べ、ポカポカと陽なたぼっこを「いま」しています。
目の前は海。
観葉植物やお花に囲まれて。
自分のために自分で用意した快適な環境で。
私は休日。
HSPなんて言ったら『大袈裟』とか言う人がいるかもしれませんね。
『甘ったれるな』と言う人もいるかもしれません。
はっきり言えるのは、HSPだろうがなかろうが無理はよろしくないということ。
「疲れたかも」って段階で休める環境でいたいから、そうする。
緑と茶色と白とベージュしか私のワードローブにはない。
派手な色は頭が疲れちゃう。
ホントに何書きたいのか、よくわからないね。
えへへ…
とにかく、HSPなんて言葉を知っているひとは『たる〜ん』ってしてください。
たる〜んっ🌱