全身麻酔は睡眠か?
骨折の手術をした際、私は全身麻酔をかけられた。
全身麻酔から目を覚ましたとき、そりゃあ患部は痛かったけど、首や背中の張りがなくて驚いた。
『目覚め…?これが目覚め?』
自分でもわかった。
いつもと違う。
って。
いつも睡眠時間が足りなさすぎて、筋肉疲労や筋肉の損傷が回復しきらない日々。
嫌でも力が入ったままの全身の筋肉。
それにより筋肉は傷ついていく。
でも、眠れないから回復はしない…
整形外科医からは『筋肉が窒息してる』と言われていた。
眠っていても全身に力は入ったまんま。
歯ぎしり防止のマウスピースだって成人してから2つも作ったけど、そんなものが口に入っていたら余計に気になって眠れなかった。
あれ、けっこう硬いから痛いしね。
小学生から中学生にかけて顎関節症が酷くなったときは給食にイカステーキとかウインナーが出てくると食べられなかった。
1センチ以上の厚さがあるものは食べられなかった。
口が開かないから。
ギリギリと力が入ったままの筋肉で短時間眠ったくらいじゃ、筋肉窒息しっぱなしだよね…。
眠るって何?
4歳の頃から真剣に考えていた。
整体や接骨院では怒られっぱなし。
『力抜いてってば!』
あの、私…力んでなんかないです…
あの全身麻酔からの目覚めって、力が入っていない身体で眠った際の目覚めだったんだろうなぁ…って。
本音を言えば毎日全身麻酔をかけてほしいと思った。
あの日の『目覚め』。
いつかはあんな目覚めが自然になる日が来るのかな…なんて夢をみていたけど。
なんか…❝老い❞のほうが先に追いついてきそうな今日この頃😅
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