炎天下のゴルフ、熱中症で倒れぬ工夫の数々を公開
真夏のゴルフ。危険ですよね。
でも好きなことは、やめられない。
じゃ、どうするのか。
考えられる限りの対策をしてみましょう。
対策その一 当日の服装
これは誰でもやるでしょう。
夏用のゴルフウェア。次に冷感下着の上下。
最近は安くていい商品がありますよ。
次に、靴下も冷感ものを。
自分は、半ズボンやバミューダは、どうかなと思っています。足が日焼けしそうですからね。
ズボンの方が、足が長く見えたりして。
対策その二 当日のスプレーと塗り薬
日焼け止めクリームや、冷感の塗り薬とスプレー。
プレー前とプレー中、お昼休みに頻繁に塗りましょう。吹き付けましょう。
熱中症は、「気合でなくてお金で解決」。
薬が眼に入らぬように、気を付けてね。
それでも、汗拭きは大切。
拭いた後で、再度、スプレーと塗り薬。
冷や汗、脂汗、真夏の汗は、いつもスッキリしたいものです。
対策その三 冷えた飲み物の充実
これは、「お腹の中から冷やす」という考え。
水筒に氷を入れて、カートに持参し、常時水やジュースを飲む。
あるいはペットボトルをカートに乗せて、適当に水分塩分を補給。
ただ、飲みすぎて、「トイレが近くなったらいやだな」なんて、思ったりして。お腹が下ると最悪です。
そこで、何が自分に合うのか、前日までに確かめましょう。
例えば、打ちっぱなしの練習場などで、色々なドリンクを飲みくらべてみることです。
「このドリンクなら、ナイスショット」なんてね。
お気に入りのドリンクは、15本目の得意クラブですよ。
対策その四 冷感小物の携帯
体を冷やすウェットティッシュ。
マイナス10度なんて商品がスーパーなんかに売ってます。
これを帽子の中に入れると、気持ちがいいですよ。
首に巻くのもいいでしょう。
首に巻く専用に、U字型のアイス何とかも、ありますね。
とにかく、こうした小物を身に着けましょう。戦力になります。
使い捨てもあれば、繰り返し冷やして使える物もあります。夏対策のハウツウの一つです。
事前に試して、自分に合う商品を見つけましょう。
対策その五 暑さに強い体を作る
これは事前のトレーニングですね。できそうなことを、ご紹介。いつも小型万歩計を、ポケットに入れておきましょう。一日の終わりに確認を。
練習場で実戦想定でボールを打つ
打ち放題で、実際のラウンドの二倍を打つ。あるいは、午前中と午後に違うゴルフ練習場に行ってみる。
常に実戦練習は欠かせません。
練習場の近く遠くのピンを狙う。コースを想定したイメージトレーニング。想定に池ポチャやOBも入れておくといいですよ。
トライバーでスライスやフック。では次はどうするか。
すぐアイアンを手にする。あるいはユーティリティ。レスキューで脱出を想定。
本番で熱くならないために、ミスショットを想定した練習は大切です。
散歩を増やす
わざと夕方でなく、ラウンド時間に合わせて歩く。
あるいは炎天下で2万歩。万歩計を付けてラウンドした経験では、100以上の大タタキした日は、2万歩を超えますね。
なにしろ、グリーンを行ったり来たり、林の中を彷徨ったりするわけですから。
コースをイメージして歩きましょう。
職場での階段の上り下り
職場では5階ていどなら、エレベーターはやめましょう。
階段を上り下り。
わざと右股関節、左股関節を入れてみたりして。
下半身強化に最適です。
炎天下の庭木の手入れ
休みなく炎天下で4時間。これは自信がつきますよ。
これに耐えられるんだったら、本番は大丈夫さ、なんてね。
ビニール袋三袋くらいはやってみましょう。
町内会なんかの坂道清掃
普段参加しないのに、急に町内会の作業に参加したりして。
体力労働半日。坂道きれいで、体力がつく。おすすめです。
お買い物しまくる
お金がかかりますが、お買い物をしまくる。
両手に荷物で半日。
本人疲れて家族は大喜び。
足と肩が鍛えられます。でも、猫背にならないように。
というように、生活の中で、体力と自信をつけましょう。
対策その六 冷静な心でプレー
スィングは、無念無想。
ボールの行先、南無南無南無。
ミスショットをしても、禅僧のように姿勢を正してボールに向かう。
安らかな呼吸で、豊かな自然を楽しみましょう。
不安と期待を解脱して、スコアへのこだわりではなく、悟りの境地を目指しましょう。
丹田呼吸で、美しいコースを歩く。それだけでも、爽快なり。
大タタキなんて恐れるな。諸行無常とはこのことなり。結果は神のみぞ知る。スコアなんて神任せ。
なんて、できるわけないでしょと、言われそう。
でも、心が熱くならなければ、体は熱くならないかもね。冷静な心は体の熱を冷ましてくれる。
ゴルフは精神修養と、一度は思いたいもので。
結論
ゴルフとは、コンディションづくりと事前の準備、当日の対策と細心の注意、そして楽しいプレーと励まし合い。
これができれば、そうは熱中症にならないもの。
くれぐれも、ご自愛を。
要注意は、スコアで自分を責めないこと。
これは最悪です。
そんなことより、ベストを尽くした自分を褒めましょう。自分へのご褒美を忘れずに。ゴルフは人生。
では、皆様のご健闘をお祈り申し上げます。