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読書感想文-『発達障害の子供を伸ばす魔法の言葉かけ』
羊です。
久々の読書です。
今回はこちら
市の子育て相談を受けたときに、相談員さんから、ABA(応用行動分析学)について教えてもらったことがきっかけで、ABAについて時々、調べて、検索することはや1年。基本は何となく理解できた気がするのでそれにのっとっていて、なおかつ、簡単に実行できそうなことはないかと探している時に見つけた本です。
しっかり成果を求めるなら、しっかり学んで、実行が一番の近道であることは分かり切っているのだけれど、そうはうまくはいかないのが世の常。
という感じで気楽に読みました。
難しいことはなく、日常で取り入れたいことが沢山でとても参考になりました。
いつも思うのですが発達障害という肩書がついてしまう子もそうでない子も、みんなこんな風な環境で、のびのび育てられれば、いいのにと思います。
こちらの都合で、怒ったり、褒めたり、しっかり育てなければいけないと言う暗黙のプレッシャーにさらされ、その子本来の姿を見失ってはいけない。そう思います。
息子はしっかり、たっぷり遊んだ後は、よく話を聞いてくれます。けれど、こちらの都合ばっかりで焦らせたり、せかしたりすると、とたんに、わたしの声が届かなくなります。わたし自身に余裕があれば、そこで気づいて、対応を考えられるのですが、まだまだ未熟者、ついついカーッとなりバトル開始です。
お互い、気持ちよく過ごせたりそうでなかったり。
ただ、わたしが世間的に困ることと、息子自身が困っていることを混同しないようにはしています。
とにかく、息子をよく観察すること。そして、息子の立場で考えること。
観察っていい響きはしないけれど、客観視することで見えてくるものが沢山あります。お腹を痛めて生んだからって、10か月ほど、自分の体とくっついていたからって、子供は自分の分身ではありません。
自分とは違う人。親子という関係があるだけです。
全ての基本は子供との信頼関係。愛着の形成がなかなか難しい子もいます。
こちらが、いくら愛情を注いでも、それを育んでいく力がゆっくりな子たち。でも、子供たちは必ず、成長します。安心できる人、場所があるからこそ外に目を向けて一歩踏み出していける。どんな子でも、その力は必ず備わっています。と、わたしは信じています。
だからやっぱり、変わるのはというか変わっていくのは親の方。
わたしなんだと思います。
いろいろと書きたいこともあるのですが、まだ、うまく整理できていないので、ゆっくり温めて、じっくり言葉にしていこうと思います。
今回はこの辺で。
では、あなたも素敵な本と出会えますように。
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