記事一覧
【読書日記】『ファン・ゴッホの手紙』と「はにわ展」
11月に神田古本まつりで買ったのをちょこちょこ拾い読みしているゴッホの手紙の本を今日も読んでいたら、先日行って来たトーハクのはにわ展の展示を思い出した。(その日の日記はこちら)
オレンジ色の埴輪を引き立てるために場内の照明や敷き布がブルーになっているのが綺麗だなあとは思ったけれど、それを私は同時に人工的で、変に未来的なようにも感じていた。視覚的には「映える」けど、違和感があるにはあった。
読書メモ 2024/10/31『ルドン 私自身へ』
眠れなくて、図書館で借りてきたルドンのエッセイ集を読んでたら笑ってしまったのでここにメモ。
ルドンは先日国立西洋美術館で見た白黒の絵も良かったけれど、松本市美術館で見た(鹿児島市立美術館から貸し出されてた)《オフィーリア》が今まで見た中では一番好きだ。夢でしか見られないはずの色彩をそのままキャンバスに再現したような、生きた夢を額縁越しに覗き込んでいるような、とにかく綺麗な色の絵だった。
放送大学勉強記録 2024年10月9日
『漢文の読み方('19)』
届いたテキストをちょっと読んでみたときには(全然わけがわからない…)と、戦慄したものだったし、第一回・第二回を聴き終わったあとでもやっぱり(これは私には無理かも…?)と半べそだったけれど、第四回の途中まで来た今日、初めてこの講義を「面白いかも」と思えてきた。
・放送を聴く前にテキストを予習する
・教材テキストだけではなく、それ以外の漢文の参考書も読む(私は前野直彬
【OMORI感想】ニャーゴのこと②。
一周目をグッドエンドでクリアした後、気持ちの整理をつけるために「ニャーゴについて納得行くまで考えました」という記事を書いてアップしました。
これで気持ちが落ち着くかと思ったのですが甘かった。もう少し書きたいので書きます。非常にウェットな文章なので、そういうのが苦手な方はこの記事はスルーしてください。
白状するとクリアして以来、昨夜も今夜も、眠ろうとするとニャーゴのことを思い出してしまい、
【OMORI考察】ニャーゴについて納得行くまで考えました
気になっていたゲーム『OMORI』、先日Switchで購入して今朝クリアしました。たぶん通常のグッド(?)エンディング。
世間で流行っていたのはしばらく前のことのようなので(世間に疎いので、ゲームの存在自体を知ったのがつい最近)、私が考えたことは世間的にはすでに考え尽くされ、語られ尽くされてることなのでしょう。
でも私自身の気持ちを整理するために、このゲームにおいて最も個人的に重大だった問題
『内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙』@国立西洋美術館について、感想メモなど。
マストドン(羊の時刻(荻サカエ) (@hitsujinojikoku@mstdn.nijist.info) - nijist.info(β))に日記代わりにちょこちょこ書いた感想が貯まってきたので、こっちにもコピペ。ちょっと別の絵の感想や、内藤裕史さんの著書の感想も入ってます。
2024/07/15
曇り空の六本木から土砂降りの上野に移動して、国立西洋美術館の写本展へ。
嫌そうな顔の
アハロン・アッペルフェルドを思う
ここ数ヶ月、国際ニュースを見るたびにアハロン・アッペルフェルドの作品群を思い出す。八歳の時ひとりでウクライナの収容所から逃げ出して二年以上を森で生き抜き、赤軍に入った後脱走、十五歳の時パレスチナに渡ってからヘブライ語を学び始めてヘブライ語で書く作家になった人。
もし彼が生きてたら、今の状況を見てどう言うのか…と思うものの、イタコじゃないから彼が考えるだろうことが私に分かるわけが無い。勝手な
佐藤友陽一『動物園を考える』(東京大学出版会)感想メモと、日本平動物園の写真。
多摩動物公園に行ったあと図書館で借りてきた本を読み進め中。著者は日本平動物園に勤務していた人。
動物園は動物が飼い殺しにされてるから可哀想、という気持ちは動物園に行くほど動物が好きな人ならほとんど誰でも抱くはずのもの。
その「可哀想」を、動物園に行くたびに心の奥の見えないところに押しこめないといけないのは結構な心理的負担だと私は感じる。なのに年間パスを買ってしまった。
「可哀想」だけで終わら
読書日記ログ(2023年11月)古本屋奇談収集家、ハングル講座、血の池蓮、佐野洋子、川本喜八郎
2023/11/23
伝承料理研究家の奥村彪生さんの追悼記事より。まともなこと言う人だなあ…。知らなかった人だけど、図書館で探して読んでみよう。
2023/12/21
윤성근著『헌책방 기담 수집가(古本屋奇談収集家)』読み進め中。
「本を探す代わりに、その本を探す理由を話してもらう」という方針の古本屋である著者が集めた「本と、それを探す人」の実話たち。
1冊目のエピソードは1963
読書日記ログ(2023年10月)韓国猫エッセイ、To the Edge of Sorrow、ささめごと、清宮質文、など
マストドン(羊の時刻(荻サカエ) (@hitsujinojikoku@mstdn.nijist.info) - nijist.info(β))のログの中から、読書関係のつぶやきを抜き出してコピペ。
2023/10/06
韓国語の辞書を日韓・韓日両方入ってるポケット版からもっと大きい韓日オンリーのやつに買い換えたら勉強の楽しさが爆発的に上がった。
「アミの塩辛を四等分した分け前のひとりぶん
読書日記ログ(2023年8月)アッペルフェルド、植田正治、メイドインアビス、香山哲、など
マストドン(羊の時刻(荻サカエ) (@hitsujinojikoku@mstdn.nijist.info) - nijist.info(β))に時々書く読書関係のつぶやきを、あとで読み返しやすいようにこっちにコピペ。
2023/08/25
巻末にインタビューがついてるとは知らなかったから嬉しかった。
アッペルフェルド、邦訳は2冊しか出てないけど少なすぎると思う。せめて『The Iron
読書日記ログ(2023年9月)馬場のぼる、ボルヘス、ハングル講座テキスト
読んだ本の短い感想や、前に読んだ本のちょっとした思い出話なんかは最近はmastodon(羊の時刻(荻サカエ) (@hitsujinojikoku@mstdn.nijist.info) - nijist.info(β))に書くことが多いのだけど、それだとあとで読み返したいとき探すのが大変なのでこっちにコピペして残すことにした。
仙台文学館で馬場のぼる展を見たとき、大きなサイズで壁画みたいに展示