「なぜ?」「どんな?」「何?」ビジョン設定のやり方
「ビジョンを立てよう」
竜真会に入ってからそう言われ、その重要性がわかった今では僕もそれを発信する側に回っている。
先日行った「自己肯定感の下げ方」企画も要はそうゆうことである。
その企画では「自己肯定感を下げるといい理由」を書いてきた。
しかし具体的に「こうしよう!」みたいなのは提示していない。
なのでこのnoteでは企画で書いたことから繋がる話をしていこう。
企画に参加してくれた人はより深く理解し、実践しやすくなる。
もちろん読んでない人にも伝わるように書いていくのでご安心あれ。
「ビジョンを立てよう」
そう言われてとりあえず自分の理想を書いてみる。
そこまでは誰でもできる。
でもそれが「完璧か?」と聞かれるとそうではない。
何かが足りないし、満足しない。
そこでまず押さえてほしいのは、「完璧なビジョン設定なんてできない」ということである。
ビジョン設定は1回やって終わりというものではなく、進んでは止まりビジョンを練り直し、また進んで止まり練り直す。
この繰り返しであることを覚えておいてほしい。
いつまでも完璧にはならないので、その辺は諦めてどんどん進んで行って欲しい。
「ビジョン設定は1度やって終わりというものではない」と言った。
言い換えれば「何度もやる」ということである。
だから”正しいやり方”を覚えておくの大事だよね!
いいね。お猿さんにしては珍しくノウハウ系noteだよ。
見事な煽り文を仕立て上げて、有料にしてもいいかもね笑。
よし。本題行こう。
最初にやっていた間違い
「ビジョンを書いてみよう」
そう言われて書くのが”理想の自分”だよね。
僕もそう言われたし、そう言ってる。
そこは大丈夫。
問題はその後。
「『なぜ』そうなりたいと思うの?」
自分が掲げた理想に対して「なぜ?」と理由を問いかけること。
ここ、気をつけてね。
一見いいことのように見える。
熱い思いだよね。
そんなことを言われたらこっちも応援したくなる。
だけど注意なのは「どうやってかっこいい男になるの?」という問いに対する答えが見えていないこと。
思いの熱さで騙せるのは二流まで。
やる理由なんていくらでもでっち上げられる。
ビジョン設定において大事なことは、理想と現実の「繋ぎ」を作ること。
だからビジョンに対して「なぜ?」と問うのではなく、こう聞いて欲しい。
「『どんな』男がかっこいいの?」
正しいやり方
理想を具体化してあげる質問である。
一口に「かっこいい男」と言っても、人によって「かっこいい男像」は違う。
顔がイケメン
優しい
たくましい体付き
収入が高い
ユーモアがある
安心感がある
他にも「自信がある」だとか「清潔感がある」みたいな要素もあるし、どれか単体があればいいわけでもない。
これらの複合体が「かっこいい男」を形作っている。
ならば、自分独自の「かっこいい男像」を明確にしなくては、そこに辿り着くためのゴールが見えない。
だから「どんな?」と問うことが大事なのである。
さて、ゴールができたからって終わりじゃない。
というか、やっと準備に取りかかれる段階である。
次の問いは、
「かっこいい男になるには『何』が必要?」
である。
”たくましい体付き”が要素としているなら、体を鍛えることが必要だよね。
”体を鍛える”と言ってもやれることはたくさんある。
筋トレする(ジムor自重)
栄養(食事&サプリ)
睡眠
脂肪燃焼
筋トレしたことない人が「いきなりジム行くのは気が引ける」と言うなら、家で自重から始めればいい。
食事が適当だなと思ったのなら「人にはどんな栄養が必要なのか」を調べればいい。
こうやって現実に落とし込んでいく。
さぁ、やってみよう!
そんなこと言われてもやれない人がほとんどである。
だってめんどくさいもの。
「かっこいい男像」の1要素、「たくましい体付き」だけでも例がたくさん出てくる。
これをすべての要素でやるのだ。
だったら「なぜ?」と問い、理由を探す方が簡単である。
だけど「理由を探すことが悪いことであり、間違いだ」と言いたいわけじゃない。
行動理由はビジョンに向かう原動力になる。
しかし理由が間違っている可能性があるのだ。
最初に挙げた例を見てみよう。
「かっこいい男になりたい」と思った理由は「フラれた挙げ句に他の男と付き合ったことが悔しい」ということだった。
ここでは”フラれた自分に対しての情けなさ”や、”自分をフった相手への悔しさ”が理由となっている。
だけど自分が好きな人と付き合えた人への「羨ましい」という感情が行動理由の可能性もあるよね。
人は「なぜ?」と聞かれれば、相応の理由をでっち上げられる言い訳の天才である。
あなたもこれまで、「変わってやる」と思っていたのに、いつの間にかその気持ちが冷めている現象を経験したことがあるだろう。
それは「変わってやる」と思ったきっかけの現象がその場限りの感情であり、あなたの根本を揺るがす事態ではなかったということである。
過去の屈辱が必ずあるわけじゃない。
そりゃあ、あるならあるで行動の原動力になるからいい。
しかし、これまで淡々と生きてきた人に「屈辱的な挫折」が降ってくることはまず無い。
だが、未来のワクワクした希望なら誰でも持てるものである。
だから「なぜ?」と理由を問うのではなく、「どんな?」と問い、理想像を描くことでワクワクを引き出し、「何?」と問うことで現実の行動を具体化する。
理想を抱くことは失敗者の成り上がり主人公だけが持てるものじゃない。
何の理由もなくても理想を抱き、ワクワクしていいのである。
というか「そうなったら楽しいから」ってのが理由でいい。
「ビジョンを立よう」という発信に反応を示し、ここまで読んでくれたあなたには、どうかビジョンを叶えて欲しいと思ってこれを書いている。
未来にワクワクし、理想を掴む自分になるためのツールが「ビジョン設定」である。
ということで終わり!読んでくれてありがとう。スキやコメントよろしくね。
じゃあ、また。
【お猿コンテンツの全容】
表現者お猿のすべてを味わい尽くしてくださいね。
【お猿、「公式LINE」始めました】
LINE限定のコンテンツ配布中。お猿さん、文章だけじゃないんですよ。
友達追加よろしくです!!