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■終わったあとの私的雑感:こんな時に読みたい!私的おすすめ本4冊!
Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介をほぼ土曜日に、こつこつ音声ライブ配信を本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でしています。
こちらの記事は、その後の私の雑感を配信直後・また思いついたときに記しています。気軽にお読みただければ幸いです。
■こんな時に読みたい!私的おすすめ
■大阪人のことを知りたければこれを読んで
社会学者の岸政彦さんの日記エッセイ本。
大阪人のことを知りたければこれを読んで、と思うくらい自分が日常的にしている心の中のつっこみが文章化されていた。
文字の並びも面白く、字でここまで関西人を表現できるんだと感動すら覚える。パートナーのおさい先生のイラストがまた素敵。おさい先生へのこれは愛だなと日記のそこかしこに感じさせられた。こういうのも愛なんだ、と。
現在の岸政彦さんのXと過去の日記を合わせて読むとなおさら感慨深い。
後半は伴侶動物(猫のおはぎ)については書き下ろし。
口に出して言うといえば、ラングドシャっていうお菓子、ぜったい口に出して言っちゃう。ラングドシャー。ラング・ドシャアアアア
ドッシャアアアアアアアア
シャアアアアア
■今という作家の旬を感じたい
2024本屋大賞の続編
成瀬は天下をとりに行く宮島未奈著の続編。
勢いがある筆致てこういうことなんだろうな、と「今・旬」を感じた。
地元の人なら、うんうんわかる具合が更にアップしていた。
Googleマップの過去と現在を見比べながら楽しめそう。
知っている街が時間と共に変化することについても考えた。
■推し小説があるのだけれどいまいちどこが刺さったか説明できないで悩んでる時に読みたい本。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか著者三宅香帆さんの本。
著者が、とにかくこんな本が読みたいと「小説指南書」でなく「小説要望書」を作った、とあとがきにある。
ある意味、推し活本。
■動物のお医者さん現在版を読みたい。
佐々木倫子さんの漫画で包括絶倒の動物のお医者さんの世界を楽しんだ人は多いのでは。チョビ=シベリアンハスキーでした。
リラの花咲くけものみちは北海道の獣医学生の話。
大動物(馬や牛など)・伴侶動物という言葉が出てくる。
ペットでなく伴侶動物という言い方になっている。現在は犬猫などはもはや家族同然である。
そんなことが医療から取り組まれていると感じた。
家族問題や動物との命向き合い方、また恋愛もあり、とても良かった。
バランスが良いというのか。どのエピソードにも学びがあり、読後が気持ち良い。
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