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自分の無意識を知る方法とは?

無意識って、フロイトの論理を少し知っている人からすれば、今や覚えていない幼少期のなんらかの経験のことであり、それがなんらか魑魅魍魎なことを引き起こす、とか、なんかわけのわからないものだと思っているのかもしれません。

がしかし、べつに魑魅魍魎なものではありません。


無意識は私たちの目の前に現れています。


たとえば、いつも同じ失敗をして人間関係が切れる、というかたちで、私たちの前に顕現しています。


たとえば、最初は「いい人」として相手と接して、やがて「いい人」を演じるのに疲れ果て、ある日突然相手に悪態をついて疎遠になる、とか。そしてそれが「毎回」同じように繰り返され、その結果、わたしは友だちがいない、という「かたち」で――。

あるいは祖父母同様、わたしも兄弟の血がうすい――なぜか知らねど兄弟と疎遠だ――という「かたち」で。

あるいは、性欲に毎回負けてつい風俗に通い、その結果、40歳を過ぎても貯金がないという「かたち」で――。

あるいは、男を「ATM」として利用して自分は経済的繁栄をおさめるも、気づいたらなんかさみしいと思ってしまうという「かたち」で――。

つまり、「最初に無意識あり」ではなく、ある現象が無意識に存在しているわたしたちの考え方のクセや不幸になるパターンを「示唆している」のです。

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