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先日は面接にご参加いただきましてありがとうございました。慎重に検討させていただきました結果、ご期待に沿えない結果となりました。

先日は面接にご参加いただきましてありがとうございました。
慎重に検討させていただきました結果、ご期待に沿えない結果となりました。
 
折角のご志望にお応えできませんが、
ご了承下さいますようお願い申し上げます。
 
なお、選考結果の理由については、大変申し訳ございませんが、
回答いたしかねますので、何卒ご了承ください。
 
弊社の選考にご参加頂きましたことに改めて御礼申し上げます。
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もう何回、この文を読んだんだろう。
数えたくもないけど、今日、第一志望の会社からこのメールが届いて、
私の長い長い長い、あまりにも長い1年の就職活動が終わりました。

約3万字、グーグルドキュメント33枚分。
第一志望の会社の3次面接が決まってから、ほぼ丸3日間、
私が必死で準備してきた面接のための想定質問や企業研究についてまとめた文書の文字数です📝

私の大学の卒業生でこの会社に入社された方もいなく、
就活生ご用達のMatcherという、大学関係なくネット上でOB訪問ができるサービスでもその会社の方を見つけることをできず、
OB訪問を諦めていたところ、急遽運命的な確率で,
現役の社員さんの方にお話を聞くことができました。
正直、これはもう運命じゃないか、って心躍ったのになあ。

もう、泣いても笑ってもこの会社で最後。
この1年、毎日就活のことを考えて、毎日どこかの企業の会社の説明会を聞いて、面接や大の苦手なGDの対策をして、OB訪問にも行ってインターンにも数十社参加して、広島から東京、大阪を行き来して、
夜な夜な適性検査の対策のために、大阪のお兄ちゃんにZOOMをつないでもらって、大の苦手な数学を教えてもらったり(大学入試の受験期も、もしや本番が近い週末はわざわざ毎回大学の下宿先の大阪から実家の兵庫まで帰ってきてくれて数学を教えてくれてたのを思い出して、ちょっぴり懐かしくて、毎回、良いお兄ちゃんだなあって、うるっときてた)、

急遽1週間後に決まった面接やインターンのためにアルバイトのかわりを必死で探して、お店にも変わってくれた子にも本当に申し訳なくって、
そのうちアルバイトのシフトを、「就活のため全て×でお願いします」と、変わりを見つけないといけなくなるくらいなら、最初から出さない方が迷惑にならない、と出さなくなったものだから、
ますます毎日が就活にすべて支配された生活になっていって🚶

毎日、図書館の開館時間から閉館時間まで(8時半から22時)こもって必死で書いた数十社の夏のインターンのESが、想像以上に通らない。

面接で必死に準備したワード30枚分の面接の回答が1ミリも聞かれず、想定外のコトを聞かれる

夏のインターンも秋の座談会も冬のインターンも、参加して、社員さんの人の良さにも、会社の事業内容にも、心から惹かれた会社に、まさかの書類選考落ち。

面接で話がはずんだと思ったのに、選考通過のメールが来ず、お祈りをされてしまう。

そんなに根詰めすぎずに、や効率的に対策をする、という事が
苦手な私にとって、
就活で後悔したくないから、と大学の貴重な時間を削りに削ってきたけど、
やっぱり後悔が残るものになってしまって。

でも、就活は悪いことばっかりじゃなくって、🌱
就活をしていたからこそ出会えた素敵な友人、先輩、社会人の方。
ここまで色んな企業の方の話を聞くことができるのは、
もうこの先ないんだろうなあ。

辛いことも嬉しいことも一緒に喜んでくれて、
「まほは自信もって、大丈夫だから、」と背中を押し続けてくれた
友人や先輩は、これから先もずっとずっと宝物でありがたい存在だし、

最後の面接結果がダメだったことをLINEで伝えた時、

「自分を否定されてるとおもっちゃうかもだけど、
そうじゃなくて、よく頑張ったよって労ってあげてほしい。
ほんとにたくさん、まほにしかないいいところ持ってるからこそ、
自分を責めないであげてね。」

って言ってくれたあの子のおかげで、他の子の前では、
「第一志望、ダメだったんよね~」ってけろっとして、(多分できてたはず、)
抑えてた悔しい気持ちとか、もっとこうすればっていうどこにぶつけたら良いか分からない後悔がほろほろ零れて、ぼろぼろ泣いたら少し楽になったなあ、ありがとう🌻

就活が苦しくてしょうがない時、
面接の帰りの新幹線で横になった、初対面の会社員の方と話がはずんで帰り際にもらった🚄
「初対面でこんなにすんなり話せて、素敵っていう言葉を自然と使えるあなたなら大丈夫、行きたいところにいけるよ」

という言葉や、

何億年ぶりに入った飲食店のアルバイトで、
常連の家族連れのお客さんにもらった、
「今就活中?いつまで広島にいられるの?さみしくなるなあ、いつも素敵な笑顔で感じ良いあなたなら、どこでも、絶対大丈夫よ。また来るね。」

っていう、ありがたい言葉は、
今も、心の奥底でじんわり沁みる、私の糧になっています。🌿

それに加えて、就活をやってきて良かったこと。
それは、自分の心からの「好き」も、自分が向いていない、
どうしても気が進まないことの数々が、嫌というほど分かったこと。🤼‍♀️

やっぱり、私は、自分が心からおいしいと思ったもの、
良いと思ったものを文にして発信するのが大好きで、
いつまでもそこに時間を掛けたいと思う。
そのうえで、まほの文はなんだか心に残る!と言ってもらえることが
何よりも嬉しくて、

終わりが見えない就活で、体も心も重たい時も、
友達や家族とご飯に行くときはもう、心が軽くて楽しくて、🍽️
どこに行こうかな、相手やシチュエーションに合わせて、ご飯に行くお店の候補を何個か提案するために、
お店探しをする時間も、楽しくてしょうがない!

中でも、インスタやネットではあまり知られていないニッチな、
でもおいしい素敵な個人経営のお店を見つけられて、
一緒に友人や先輩とおいしいね~ってほっこりする時間が、
何よりも幸せで🌻

それがいかにおいしかったか。素敵なお店だったか。
きちんと文章にしたくて、就活でやることも頭の中もいっぱいな状態で、長い文章や投稿はしたくない、私の勝手なプライドで控えていたから、これからは好きなだけ、書いていきたい📝

それからどうしても苦手なこと、
何度もぶち当たったのは、
自分の伝えたいこと、伝えるべきことを
文ではなく、話すことで相手に分かりやすく
伝えること。
これは、今振り返ると、
とにかく昔っから苦手だったなあ🤦🏼‍♂️ 

社会人でこの苦手要素は大きな障壁になること間違いなしなので、改めて気が付けてよかったし、ここにきちんと向き合っていかないと、って就活で後悔が残ったからこそ、心に刻みつけました。

毎朝、就活生向けの就活対策動画を見る日々は終わり。
メールに一喜一憂する日々は終わり。
どれだけ思い入れや行きたい気持ちがあっても、採用してもらえるかわからない、だけど後悔したくないから、永遠とやってしまう企業研究も、終わり。
これからは、自分のやりたいこと、自分の「好き」で
30代、40代、50代花開く人になれるよう、
大学生活、20代、めいいっぱい過ごしてやろう

いつか、日本中の人が、
「まほの文章は、なんだか心に残る!」と
言ってもらえるような、フードエッセイストになる。

そのために、素敵な食、お店、人にたくさん出会って、
感動して、言葉をつけていきたい🌻

今まで、片思いに終わった企業(の面接官の方)にも、
絶対、なんだか心惹かれる文を書く人だなあウチに欲しいなあ
って思ってもらうんや〜!!


面接の答え方も、会社や将来的やりたいことの選び方も分からなくて、とにかく答えが欲しくてたくさん読んだ本の一部と、最後の面接、ここまで準備したから、最後にこれだから忘れないように、とデカデカと書いた言葉、(笑)

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