誰もが人生という長い旅の途上で様々なストーリーを紡ぎだす ~ 「埠頭を渡る風」 松任谷由実
埠頭を渡る風に誘われて
辿り着いた場所
岐路に立つ2人
影は長く
埠頭に立つ2人
埠頭を渡る風を感じながら
その風は冷たいのか
それともやさしいのか
遠く街の灯りが灯っては消える
願い事を想う前に消えていく彗星のように
何度も辿り着いてしまう場所
埠頭を渡る風に誘われて
愛し合っていた二人
記憶の残照が暖かい温度を保つ
岐路に立つ二人
幸せの名残に心が向いてしまう
闇が迫る
息は白く儚げに漂う
言葉はいらない
ただ笑顔があればいい
嘘でもいいから
誰もがその人生という長い旅の途上で
様々なドラマやストーリーを紡ぎだす
埠頭を渡る風に誘われて
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