ちょっと視点を変えた舞台の演目として非常に丁寧に紡ぎだされる物語 ～ 「ムッシュ・カステラの恋」（フランス映画）

ムッシュカステラは、まじめ一筋の経営者。
彼は、とある女性に一目ぼれ。彼女の気を引くために生まれてはじめて芸術の世界に身を投じます。

展覧会を見たり、舞台を見たり

しかし、現実は厳しい

彼女は見向きもしてくれません・・・・・

コメディ風味たっぷりにカステラさんの恋を面白おかしく描いています

最後の最後

この心温まるシーンは決して忘れることが出来ません。

アニェス・ジャウィ監督はこんなふうに、現実を厳しく描くのではなく、ちょっと視点を変えた舞台の演目として非常に丁寧に、紡ぎだしていきます。

生きることに不器用だなあと感じる方。ムッシュカステラの成長を信じてご自身の起爆剤としてこの映画をご覧になってみてください。

とっても心温まる映画です