パリ編②〜コンコルド広場〜
パリ2日目、
この日は、コンコルド広場やオルセー美術館、ヨーロッパ現代写真館を巡った。
コンコルド広場周辺を散策
今日も午前中は雨。
当初の目的は、「コンコルド広場」と「ジュ・ド・ポーム国立美術館」だったけど、天気が悪くてそんなに広場にいることが出来なかったし、時間が早すぎて美術館が開館していなかった。
すぐ近くに「オランジェリー美術館」があったので、行く予定はなかったけど建物の前まで行ってみた。しかし、すでにとんでもない行列ができていたので断念。
大人しく「チュイルリー庭園」を眺めながら、今後行く予定があるルーヴル美術館方面に向かって歩き出した。
あてどない散策だったけど、まだパリに来たばかりだから街の様子を知る良い機会になった気がする。
モントリオールの噴水
ルーヴル美術館
セーヌ川
お昼はフランス料理
午後は「オルセー美術館」に行く予定だったので、昼食は美術館周辺へ。「今日のお昼は何を食べようかな」と考えていると少し高そうなレストランが目に入り、パリに来てからまだフランスらしいものを食べていないという理由でそこに決めた。
そのレストランでは、中東だったか東南アジア系のお兄さんが、流暢な英語で接客してくれた。
「どうしてそんなに英語が上手なの」と彼に質問すると、
「僕はフランス人だけど、たくさんの外国人がレストランに来るから勉強したんだ」と笑顔で話してくれた。
正直、フランスの料理についてまだよくわかっていなかったので、お兄さんの優しさに甘えてどんなフランス料理があるか説明してもらった。
その結果、本日のランチは「コンフィ」と「オニオンスープ」に決定。この2品だけで約4000円すると思うと円安の影響に驚く。味は絶品だった!
オルセー美術館へ
美術館には、予約なしで行ったので長い列を並んでから館内へ。オルセー美術館もめちゃくちゃデカいし、すごく混んでいたのでなかなか大変だった。
建物の中央ホールは、天井が高く、とても解放感がある。どうやら昔は鉄道の駅だったらしく、吹き抜け構造など当時の面影が随所に残っているということ。
館内に展示されている名だたる印象派の作品を見るため、途中休憩を挟みつつも縦横無尽に歩き回った。
ヨーロッパ写真美術館
よく分からないけど、写真に関連する場所に行きたくて行った気がする。常設展だか企画展だか分からなかったけど、黒人さんのポートレート作品が多数展示してあった。
正直、ポートレートはよく分からないけど、印象的な作品や撮影者の意思が感じられるようなものもあった気がする。
写真は単純な技術だけじゃない、世界観って大事だなと勝手に感じた。
あとがき
お昼のレストランで出会ったお兄さんは本当に良い人だった。会話は、基本的に英語だったけど、たまにおぼつかないフランス語を使ったりもした。
たまにいい感じにフランス語で返事ができたりすると、「君はフランス語を喋れるの?」「フランス語で話してもいいかい?」と言われたのが、とても嬉しかった。
現地の言葉を使うことでより深く繋がれるというか、もっと親しくなれるような気がして、この後のイタリアやスペインでも簡単な挨拶などを覚えて使うようにした。
イギリスとフランスでたくさんの人と触れ合って感じたのが、どっちの国にも本当にさまざまな人たちが暮らしているということ。国外から来た外国人はもちろんのこと、フランス生まれだけどルーツは別の国にある人も結構多い。
一口にイギリス人とかフランス人とか言っても、僕らがイメージする白人さんみたいな感じではないんだなと思った。
そのくらい世界は広がっている。