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AI「Story」 ~ 今日という一日を大切に


Storyに価値を見いだす、コト消費

なんてことが言われるようになったのはいつの頃か。。そこに行きつくまでには、歴史的に、プロダクトアウトとかマーケットインという流れがあって、、


1、プロダクトアウト

「Always 3丁目の夕日」、「東京物語(小津安二郎)」「となりのトトロ」の時代は、洗濯機なら洗濯機、車なら車。。メーカーはどこでもよくて、「エアコン」「洗濯機」「冷蔵庫」「車」を持っていることに価値があった時代。

企業からすれば、お客様にどれだけ「商品」という「モノ」を届けられるか(認知させられるか)が勝負だった時代です。

2、マーケットイン

メーカーも工夫をして、機能的差異が生まれて、、景気も豊かになってきて、顧客側の商品選択の幅が広がって。。

80年代、トレンディドラマが流行って、生活が豊かになって暴走族とか非行少年少女が話題になったころ。「スクールウォーズ」、「ビーバップハイスクール」の頃。

ここで、メーカー主導のマーケティングフェーズその1が訪れました。お客様に取捨選択をしていただくための基準、つまり、機能的な差、デザイン的な差を商品に付加価値として加味していたともいえます。


3、CRM、CS:カスタマー・サティスファクション、(ベクトルの逆転~お客様の意思が力をもつ)

インターネットの隆盛と相まって、今度は逆方向のベクトルが力を持ってくるようになります。そう、我々ユーザー、お客様側からの意思が強くなってきます。

CSとかCRMという言葉が登場し、お客様にいかに満足していただくか、、その結果として、長期的な関係性を築き、リピートしていただくような活動がメーカーや事業会社の命題となりました。メーカー主導のマーケティングフェーズその2ですね。

モノがあればよい時代から、モノに機能やデザインという付加価値を付けた時代があって、そこに、お客様の意図を汲みとって商品に反映させていくという流れができた。

しかし、これもいわばメーカー主導であり、会社が「お客さまを満足させてあげる」という考えが強かったのではないか?と感じています。

4、コト消費(お客様、ユーザー主導、企業とユーザーの協働関係)

インターネットが一家に1台になり、ユーザの発信が力を持つようになり、1億総中流ならぬ、1億総発信者となることができるようになってきた。

ブログ、ユーチューブが流行ったのが2006年。コト消費という言葉が使われ始めたタイミングと合致しています。

そして、その協働関係の結果として、共通の価値として「コト」という言葉が登場したのではないか。つまり、「物語」=ストーリーが価値を持ってきた。

◆ストーリー◆

物語は、共感=信頼関係を生み出し、人と人、企業とお客様を結びつける、また、媒介としても機能して、商品、作品、物語を通して、不特定多数の人にメッセージを伝えることができるというわけです

こういった無形のものに価値を見いだしているブランドはそれだけでCRMが機能しているといえます。


このストーリーは、実は、誰もが持っているものでもあります。
我々が生まれてから現在に至る道程もすべて、ストーリー、物語としてとらえることができます。

人間は、人の間と書きます。「間(あいだ)」が存在するには、人が複数必要です。人は太古より集団生活を営んできましたので、複数の人がかかわることによって、新たな技術や文化を生み出してきたといえます。

物語もそう。誰かにモノ事を語りかけていって、共感を生み出していくことがストーリーであり、モノがコトに変わっていく瞬間ではないでしょうか


限られた時間の中で(人は誰でも確実に死に至りますので)、どれだけの物語、ストーリーを、誰と紡いでいくことができるのか。。


◆Story◆

限られた時の中で
どれだけのコトが出来るのだろう
言葉にならないほどの想いを
どれだけアナタに伝えられるだろう

AI「Story」より


限られた時の中で、共にStoryを紡ぎだせるような、、
そんな、相手のことを考え・想っていくような関係性自体が、それぞれの物語(=人生)となっていくのでしょう。

一人じゃないから
キミが私を守るから
一人じゃないから
私がキミを守るから

AI「Story」より

こんなことを言い合える存在がいるStory。


限られた時間。。。
今日という一日を大切に、、。

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hisataroh358
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