今だけはその答えを信じたい ～ 「Answer」 槇原敬之

槇原敬之の真骨頂は、この曲に顕著なように、まるで短編映画・ショートムービーを見ているかのように錯覚する歌詞の世界。

恋愛初期、それが学生であれ、遅い恋であれ、明日会える確率はかなりの割合で高いはずなのに、今日の、今という瞬間、帰宅という理由で離れることにとてつもない寂しさを感じてしまう。

その第1関門が駅の改札口。

改札を越えてしまったら、、、

改札を越えるか越えないかが、ほんの数時間だけ離れゆく距離の境界線。この時間が来ていることが嘘のようで

だから、せめてものなぐさめに、後ろ姿が消えてゆくまで君を見送ろう。

愛とは自由な感情の発露であるに違いないのに、なぜかせつない。。愛とは窮屈なものなのかもしれない。そんな愛が逃げないように抱きしめる。

そう、これが自分なりの答え。いつどんなときでも、どんなときも、君と一緒に歩いていく。これが答え。This is an Answer

そして、改札を乗り越えて。。君を抱きしめる。僕が出した答えは、どういう未来を連れてくるか、、、それは神のみぞ知るが、今日の二人にとってこの答えは、今だけは大正解。

The Answer is correct for now,,,forever.