ひとときの逢瀬を歌う 〜 スティーヴィー・ワンダー「パートタイム・ラバー」
ひとときの逢瀬。
古来日本の詩人、俳人は想いを文字に込めてきました。
「忍ぶれと恋しき時はあしひきの 山より月のいててこそくれ」(貫之)
時代は一気に飛び、現代を代表する女性俳人・黛まどか
「会いたくて 逢いたくて踏む 薄氷」
いつの世も、いろいろな恋愛事情があり、一般的には現代社会の中では許されない範疇のものもあるとは思います。
それの良しあしは別に、そういう局面に置かれたときの感情が、芸術の中に残っているということは、人間というものは、もしくは生物の基本的な本能はそういうものなのかもしれません。
でもやっぱり、日本語の奥深さはたしかにありますよね。。。part-time loverって書いたら、趣きも全くなくて、単なるその場しのぎだけの関係に見えてしまうので。。
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