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ジェジュン

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ジェジュン『忘れられた季節』10月最後の夜

ジェジュン『忘れられた季節』10月最後の夜

今日は、10月最後の日ですね。10月最後の日の夜には、忘れられない1曲があります。
ジェジュンのカバーした名曲『忘れられた季節』です。
この楽曲は、韓国人歌手のイ・ヨンウさんが歌われた曲で、ジェジュンがカバーをしました。
この曲にまつわる個人的な感想などについて記事にしました。
前半は、多分にファン目線の記事、後半に彼の歌声の専門的分析を掲載しました。

10月最後の日の夜(ファンとしての私信)こ

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ジェジュンと『花神』との不思議な融合点

ジェジュンと『花神』との不思議な融合点

本文の最後に追記を加えました。

今回の記事本文は、エッセイ風の口調になっています。その方がしっくり来るので。

今年、彼の人生は大きく花開いたと言えるでしょう。
彼が考えること、彼が実行することには、何の妨害もなく、夢の1つであった韓国の地上波への復帰、さらには、新人をプロデュースする、ということを実現しています。

なぜ、あれだけ苦労の多かった彼の人生は好転し出したのか。そして、なぜ、極貧だっ

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JAEJOONG「괜찮아 (It's okay)」(悪い記憶の消しゴムOST)に見る不思議な透明感

JAEJOONG「괜찮아 (It's okay)」(悪い記憶の消しゴムOST)に見る不思議な透明感

ジェジュンの現在放送中のドラマ「悪い記憶の消しゴム」のOST『大丈夫(It's okay)』が発売されました。
この歌声を聴きながら、この人は実に不思議な歌声をしていると思いました。
その点についてレビューします。
専門記事のため、無料部分はありません。

不思議な歌声ジェジュンが「七色の声を持つ」とか、「ヒーリングボイス」という呼称を持つことはファンの間では有名な話です。
しかし、本当に彼の声は

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ジェジュン(「FLOWER GARDEN in kobe」)存在が愛

ジェジュン(「FLOWER GARDEN in kobe」)存在が愛

25日に神戸ワールド記念ホールで行われた【20TH ANNIVERSARY 2024 KIM JAE JOONG ASIA TOUR CONCERT "FLOWER GARDEN” in JAPAN】を拝見しました。
この日が日本での最終日であり、テレビ局やネットサイトで世界中に生配信されるとのこともあって、満員の会場で開催されました。
懸念されたペンライトも、販売はチケットを持つ人だけ、という制

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JAEJOONGプロデュースの特徴に見る「SAY MY NAME」(iNKODE社の方向性)

JAEJOONGプロデュースの特徴に見る「SAY MY NAME」(iNKODE社の方向性)

ジェジュンがプロデュースしたアイドルグループのデビューが年内に予定されていると言います。
ガールズグループとボーイズグループの2つのグループで、10月にデビューが発表されているガールズグループ「SAY MY NAME」のメンバー紹介映像は、iNKODE社の特徴が非常によく現れている映像と思えます。
その方向性の一端は、先日、放送された「K-POPドック」の中でのジェジュンの発言からも見えてくるもの

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Jaejoongはなぜ事務所独立とソロ歌手転向に成功したのか?

Jaejoongはなぜ事務所独立とソロ歌手転向に成功したのか?

最近、吉本や旧ジャニーズ事務所に見るように、タレントやアイドルが所属事務所から独立する事案が増えています。また、アイドルグループからソロ歌手への転向をする人も少なくありません。

ジェジュンは、昨年、所属事務所を独立と同時にiNKODE社を設立。今年、日本活動の業務提携先をケイダッシュから、DLE社に変更。
両社が出資をして、iNKODE日本支社を立ち上げました(厳密には、もう1つ、間に会社が存在

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レビューコンテスト受賞作品「Dear ジェジュン」

レビューコンテスト受賞作品「Dear ジェジュン」


はじめに
私が音楽評論家になって4年。
私のブロガー時代を知らない方も増え、なぜ、私がジェジュンというアーティストの記事を多く書いているのかの理由を知らない方も増えたと思います。

彼は、今年、20周年を迎えて、自身の日本活動をプロデュースする会社を日本に設立し、これまでとは違う新しい形での韓国と日本の音楽業界の架け橋になる一歩を踏み出しています。
その試みは、業界関係者として、非常に興味深いも

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ジェジュン「LuckyFes.2024」に見る”韓国と日本の架け橋になる”の真意

ジェジュン「LuckyFes.2024」に見る”韓国と日本の架け橋になる”の真意

13日にひたちなか海浜公園で行われた「Lucky Fes.2024」に出演したジェジュンを会場で拝見してきました。
雨を心配した天候でしたが、会場は快晴。
昨年ぐらいから、彼は、雨男返上のようにライブ日には快晴に恵まれますね。運気が変わったのかもしれません。
声質にも変化が見られます。それは特に話し声に関してですが、彼自身のエネルギーが変化したのでしょう。
人は変わるものですから、当然、それに比例

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JAEJOONG「20TH ANNIVERSARY CONCERT "FLOWER GARDEN" in SEOUL」戻るべき場所と日本ファンのため息

JAEJOONG「20TH ANNIVERSARY CONCERT "FLOWER GARDEN" in SEOUL」戻るべき場所と日本ファンのため息

ジェジュンの新アルバム「FLOWER GARDEN」に伴うアジアツアーの皮切りであるソウルでのライブを拝見しました。
この後、日本をはじめ、アジア各国でツアーが開催されますが、ライブを拝見して感じたことを記事にしました。
(この記事を書いている時点で、他の仕事との関係で初日だけを拝見した状態なので、2日目はアーカイブで拝見します。
1日目と2日目は内容が違うように書かれていましたので、拝見した後に

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JAEJOONG 『Glorious Day』KBS起用の影響と「声がガラガラ」の要因

JAEJOONG 『Glorious Day』KBS起用の影響と「声がガラガラ」の要因

パリオリンピックの予選は既に開幕しています。その中継に伴い、各国、各放送メディアに於いて応援ソングの選定がされますが、韓国KBSの広報ソングにジェジュンの楽曲が選ばれています。
この影響力と2日間のソウルコン後、なぜ声がガラガラになったのか、の要因について簡単な記事にします。

オリンピック広報ソングに選ばれるということの意味今年のパリオリンピックのKBS広報ソングに『Glorious Day』が

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ジェジュン日活成否の鍵を握るファンとの関係性

ジェジュン日活成否の鍵を握るファンとの関係性

ファン思いで有名なジェジュンは、20周年を迎えて、さらに様々なファン向けのコンテンツを発表しています。
たくさんのアーティストを拝見していますが、彼だけでなく、どの人も一様にファン思いであり、ファンを非常に大切にします。

今回、彼は、日本活動をさらにしっかりとしたものにする為ということで、iNKODEの日本支社を作り、後輩の活動も含めて日本市場というものに進出することを発表しましたが、根本的に難

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ジェジュンiNKODE日本支社設立から見えてくる日活7年目の課題

ジェジュンiNKODE日本支社設立から見えてくる日活7年目の課題

6月26日、ジェジュンの4th正規アルバム「FLOWER GARDEN」が発売された日、彼の会社であるiNKODEの日本支社設立が発表されました。
設立に関するメディア向けプレスリリースでは、彼の設立に向けての日本への熱い思いが語られていましたが、単独事業ではなく、日本での本格的業務開始にあたり、日本国内の会社であるディー・エル・イー会社との業務提携によって合弁会社iNKODE JAPANを設立し

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JAEJOONG「FLOWER GARDEN」より『I am U』『Glorious Day』ヴォーカルレビュー

JAEJOONG「FLOWER GARDEN」より『I am U』『Glorious Day』ヴォーカルレビュー

今日発売されたジェジュンの韓国での4枚目のオリジナルアルバム『FLOWER  GARDEN」の収録曲のうち、先行で配信された『I am U』とMVが公開され、さらにBand LIVE Concert[it's Live]が配信された『Glorious Day』の2曲についてのボーカルレビューを先に公開します。
『Glorious Day』に関しては、MVとBand LIVE Concertでは使わ

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ジェジュンにみる「富優美」という成功哲学(週刊女性インタビューから見えてくる世界)

ジェジュンにみる「富優美」という成功哲学(週刊女性インタビューから見えてくる世界)

今週発売された週刊女性の記事を拝見しました。
JAEFANSへの告知が発売当日というバタバタぶりの中、ややもするとケイダッシュからの離脱の影響が微妙に見える感じがしないでもありませんが、短いインタビューの中にも非常に重要な彼の考えを窺い知ることが出来ます。

人生の成功哲学の1つの考え方の中に、「富優美」(ふゆうび)という考え方があります。
この考えに照らし合わせてジェジュンの人生の歩みを振り返る

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