なかほら牧場発、これからの食と農を考える②
コロナ禍で食料の安全保障に国民の関心が高まっている。
全国農業協同組合中央会(JA全中)は昨年11月に20代から60代男女2,500人を対象に調査した。その結果、対象者の約6割が食料安全保障に関心を持ち、そのうち7割の国民が国産食品を積極的に購入している事が分かった。
今般のコロナ禍で国民も食料の重要性を認識し農業の大切さに気付き始めたことがこの様な数字として表れたのであろう。
我が国の食料自給率は38%(2019年)と主要先進国の中で最も低い。この数字は農産物の輸入がなけれ