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第二章 芸術と真理――アリストテレス
まぁ、そういうわけで、プラトンのイチャモンみたいな話に対して、アリストテレスは割と否定的なんですね。それ違くね?って。
アリアスとテレスは、詩学のという本の中で、「悲劇はそれ自身の自然本性を獲得したときに発展をやめた[完成し・終焉した]」と言っています。生き物が成長を通して「終極」に至るように、「悲劇」もその展開過程を通して「終極」に至ると言っています。で、それは「形相」の獲得であるんだと。何の
まぁ、そういうわけで、プラトンのイチャモンみたいな話に対して、アリストテレスは割と否定的なんですね。それ違くね?って。
アリアスとテレスは、詩学のという本の中で、「悲劇はそれ自身の自然本性を獲得したときに発展をやめた[完成し・終焉した]」と言っています。生き物が成長を通して「終極」に至るように、「悲劇」もその展開過程を通して「終極」に至ると言っています。で、それは「形相」の獲得であるんだと。何の