アフリカマイマイ
私が沖縄で驚いたもの。
それは、
アフリカマイマイ。
沖縄のゴキブリは大きいと言われているけれど、その沖縄のゴキブリを見た時よりも、アフリカマイマイを初めて見た時のほうが、強烈だった。道端で、思わず声を上げて驚いてしまったくらいだ。
おきみゅー(沖縄県立博物館・美術館)に行ったら、「沖縄島の身近なカタツムリ」の展示がされていた。
お気づきだろうか。
アフリカマイマイの大きさ。
分かりにくいですよね。そうですよね。
沖縄の道端で、遭遇してほしい。
あの驚きは、唯一無二。
この展示を見ていて、さらに驚いたこと。
それは、
アフリカマイマイは、食用。
まじかー(白目)。
外来種のアフリカマイマイは、沖縄に食用として輸入され、飼育されていた。沖縄戦の時に野外に逃げ出し、野生化。
たくましい。
農作物を食べてしまうから、害虫として駆除された姿を、路上で見たことがある。むしろ、最初に目撃したのは、駆除された後の、大きな殻の部分だけが残った姿。
なんで道端に、こんな大きな貝殻が、砕けた状態で落ちてるのかなと思っていたウブな私。
駆除といっても、原始的な方法で駆除される。
道端で発見されたアフリカマイマイは、殻を踏み潰される。
駆除された後は、砕けた殻だけを残して、
アフリカマイマイの身体は消える。
カタツムリは死ぬと、干からびて縮む。
だから、砕けた殻だけが、残る。
私が目撃した砕けた貝殻は、アフリカマイマイの遺体だったのだ。合掌。
どっりしと、ぬるりと、
大きなアフリカマイマイは行く。
あれを踏み潰す勇気は、私にはない。
考えたくないけれど、あれだけ大きく立派なら、食用にした時も、肉厚で食べ応えがあるであろう。
それを食べる勇気も、私にはない。
今回は、おきみゅーの企画展は観れなかったけれど、無料の展示物だけでも、とても楽しめた。
おきみゅーの外観は、沖縄の城(グスク)をイメージして建てられていて、とても素敵。
特に、シーシが愛らしい♡
シーシ(村落獅子)は、悪い霊を追い払ったり、霊力で火災から守る為に、村の出入口や丘などに置かれたそう。シーサーとはまた違う魅力です。
お土産に、測量野帳と復帰前の沖縄で使用されていた証明書(パスポート)を合体させたノートを購入。
ミュージアムショップで購入すると、
希望者には、
ENTERED INTO THE RYUKYUS
NAHA OkiMu
IMMIGRATION OFFICE
のスタンプを捺印してくれます。
おきみゅー、おもしろかった!