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蕎麦の魅力を調べてみた

茨城に戻ってきたんだなぁ!と思うひと時は、蕎麦を食べている時だ。何度食べても飽きない蕎麦。なにがそんなに魅力的なんだろう。

蕎麦の味?食感?香り?栄養素?
それとも、つけ汁の味?

じっくり味わってみるけれど、正直自分の答えはピンとこない。

蕎麦の魅力を調べてみた。


1.栄養素

(1)タンパク質

必須アミノ酸から構成される良質なタンパク質を、効率よく摂取できる。

(2)ビタミンB群

ビタミンB1やビタミンB2などのビタミンB群が含まれている為、皮膚や粘膜の健康維持を助け、エネルギーを生み出す。

ビタミンB1は水に溶けやすい栄養素の為、蕎麦湯を飲む。蕎麦湯の入っている容器の底に沈殿した、とろりとした蕎麦(だったもの)は、ビタミンB1だったのか。

(3)ルチン

血管を健康に保つ成分(抗酸化物質)の1つであるルチン。ルチンはビタミンCとともに働いて血圧を下げ、毛細血管を強くする機能がある為、ビタミンCを含む大根と蕎麦を一緒に食べると良い。茨城の郷土料理であるけんちんそばには大根が入っているし、大根おろしと一緒に食べる蕎麦も美味しい。

(4)食物繊維

蕎麦は、食物繊維を多く含む。腸内環境が整い、便通を良くする。

(5)注意!ビタミンB群以外のビタミンはほとんど含んでいない

ビタミンB群以外のビタミンがほとんど含まれていないため、そばだけを食べ続けるとビタミン不足になる危険性あり。大根やその他の食材と一緒に食べることが大切。てんぷらの食材に、なす・かぼちゃ・きのこ・魚などが選ばれているのは、足りない栄養素を補う効果があったのだ。具沢山のけんちん汁と一緒に食べるのも最高だ。

2.二八蕎麦と十割蕎麦

(1)二八蕎麦(にはちそば)

そば粉8割、小麦粉2割で混ぜ合わせたもの。小麦粉を混ぜる理由は、蕎麦がボロボロにならないように「つなぎ」にするため。蕎麦の風味と喉越しの良さのバランスを取りやすい。

(2)十割そば(じゅうわりそば/とわりそば)

100%そば粉でできた蕎麦。少量の水を使ってまとめる。本来、蕎麦粉だけではつながらないので、蕎麦の麺に仕上げるには高度な蕎麦打ちの技術が必要になる。蕎麦打ち職人の技術は凄い。そば粉100%だからこその香りの良さや、蕎麦の風味や食感を味わえる。

(3)茹で時間と栄養素

栄養素は大きく変わらないけれど、茹で時間の短い十割蕎麦の方が、ビタミンB1が流れにくいという点では、栄養素が残っているかもしれない。蕎麦湯を飲めば、問題解決かもしれないけど。

3.常陸秋そば(ひたちあきそば)

茨城県は、江戸時代から「そばどころ」として知られた蕎麦の名産地。全国のそば職人から最高峰の評価を得ているブランド品種「常陸秋そば(ひたちあきそば)」の産地だ。「玄そばの最高峰」ともいわれている。

4.けんちんそば

私は、茨城の郷土料理けんちんそばが大好きだ(大声)!

栄養面から見ても、足りない栄養素を補う効果もあるし、美味しいものは、体にもいいのだ。

5.まとめ

なぜ、私は蕎麦を好きなのか。蕎麦の風味や食感、蕎麦を啜る時の喉越しも好きだし、健康に良いことをしている気分になって、食べすぎても罪悪感が少ないのも好き。けんちん汁やてんぷらそば、カレー南蛮など、さまざまな食材との相性がいいのも好きな理由だ。

そういった明確な言葉にならない感覚的な好みも、体が必要としている栄養素と結びついているのかもしれない。難しいことは分からなくても、体は必要なものを知っているのだ。それが、私が蕎麦を好きな理由なのかもしれない。また蕎麦を食べたい!

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