フリーター状態だけどフリーター圏外
フリーターだったのか、私。
ずっとフリーターだったのだ。
(気づいていなかったけれど。)
そして、時すでに遅し。
もう、フリーターを名乗れなかった。
フリーターにも年齢制限があると知る。
15歳〜34歳が対象らしい。
肩書き、フリーター。
ずっとそれに属していたのに。
知った時には対象外。
「私、フリーターです。」
って、名乗ってみたかったな。
(1)フリーターとは
(2)フリーターとニートの違い
「フリーター」は、働く意志のある人。
「ニート」は、働く意志のない人。
働く意志の有無が、判断基準。
(3)35歳以上のフリーター状態の人の呼び方
「非正規雇用労働者。」
私は、ずっとこれだ。
就職氷河期世代の非正規雇用労働者だ。
(4)就職氷河期世代とは
(5)就職氷河期世代への支援
就職氷河期世代への支援に関する動画を視聴する。
壇蜜さんは言う。
「さまざまな特別支援を用意しています。」
特別支援対象者なんだ。私。
正直、嬉しくはない。もう、慣れたけど。
就職氷河期世代の就労を応援する機関として、ハローワークの他に、「サポステ」や「ジョブカフェ」がある。
(6)サポステとは
地域若者サポートステーション(通称サポステ)。
支援内容は、
・コミュニケーション講座
・ジョブトレ(就業体験)
・ビジネスマナー講座
・就活セミナー(面接・履歴書指導等)
・集中訓練プログラム など
15歳〜49歳が対象。若者と付いているけれど、49歳まで対象になったと知る。49歳は、もう若者ではないけれど、特別支援対象者なのだ(皮肉屋)。
(7)ジョブカフェとは
どちらが正しいのか分からないけれど、厚生労働省の記述が正式な名称なのだろう。たぶん。
Wikipediaを読んで、初めて知る。
「ジョブカフェ」と「ジョブサロン」があることを。
私は、前回無職だった時期(当時37歳)に、ジョブカフェを利用した。ゆっくりと話を聞いてもらえて助かった(Nさん、その節はありがとうございました!)。
調べてみると、いろいろな支援策を用意してあるけれど、現時点の私が「利用したい!」と思うサービスは、実はあまりないのが現実。せっかくの特別支援なのに、私への特別支援策を提案して欲しいよ(皮肉屋ふたたび)。それでも、利用できる場所が複数あるのは、ありがたい。
思い返せば、私は、なんだかんだ人の縁に助けられて、いつも仕事に就けている。過去の仕事は、全部、人が繋いでくれた。今回も、人の縁に助けられて、いろんな仕事を経験させてもらっている。皆さま、ありがとうございます。
フリーターならぬ非正規雇用労働者として、短時間の仕事を始められる事になり、ハローワークの失業給付の窓口(給付課)へ行く。「再就職手当」は対象外だけど、「就業手当」が対象になるのではないかと思ったからだ。
窓口で受付をすると、「今、繁忙期なので、2時間くらい待つ事になると思いますが、大丈夫ですか?」と聞かれる。
…2時間?!
そんなに待つの??
とはいえ、せっかくハローワークまで来たし、
そのまま受付予約をする。
実際、給付課の前には、人が溢れていて、室内のベンチに座れない人たちが、廊下や階段に立って待っている。私もその中に混ざる。
(何か本を持ってくればよかった…。)
立ち続けて待つ事、約1時間。
番号を呼ばれる。
今回、給付課に来た要件を伝える。
給付課の方は、的確に回答してくれる。
「週20時間を超えない労働は、就職ではありません。」
「失業給付の受給対象者なので、今後も失業給付を受給できます。」
「認定日には、就労した時間と収入を申告して下さい。」
とても明確で、分かりやすい。
以前、雇用保険説明会で確認した内容と一緒だ。
1時間待ったけれど、ほんの数分で終了。
認定日に確認すれば良かったーーー(後悔)。
でも、すべき事が分かって、すっきりした!
フリーターを名乗れる時期はとっくに過ぎ去っていたけれど、非正規雇用労働者として、堂々と生きてゆきます。
つづく