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アドラー心理学「自己受容」
そもそもおれは心理学の興味があるのだ。
読書の原体験は、ロバート・K・レスラーの「FBI心理分析官」だったし。
母親が持っていて読んだらぶっ飛んだ。あれ以来いまに至るまで、精神医にあこがれはある。
心理学の読書の中で、「アドラー」を知った。
「アドラー心理学を語る3 劣等感と人間関係」という本があった。
いい本だ。というか、アドラーはいいやつだ。頭が良くてたぶんいいやつだ。
なんというかアドラー心理学を読んでいると、心が癒されていくのがわかる。
「自己受容」という言葉を知っているだろうか。
自己受容とは、自分を受け入れる、ということである。
劣等性や、あるいは人より優れているという状態とはあまり関係ない。
それは状態であって、人間は、不完全なもので、さまざまな欠点、優劣がある。
欠点がある限り、「私は自分のことが好きになれない」と考えるとあまりに辛い。
「欠点かもしれんけど、実は考えようによっては長所になる」というふうに考えると、楽になる。というかこれが、「自己受容」である。
アルフレッド・アドラーは言う。
「何が与えられているかが問題ではなく、与えられているものをどう使っているかが問題だ」
これは性格についてまさに言えることで、我々がどのような性格を持っているかということは、実はたいした問題ではなく、それをどのように認識し、使うかということが本当に大切な部分なのである。
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