大阪公立大学・小倉慶郎教授の本を読んだ上において、今後のリプロダクショントレーニングを考える。小倉慶郎教授の著書を使った特別授業のご案内。
【最重要事項につき必読】小倉慶郎教授の著書『英語リプロダクショントレーニング(改訂新版)』を利用した特別レッスンを行っております。小倉教授からのご依頼で、必ず守ってほしいことが1つだけあります。それは、この2024年5月に発売された小倉教授の著書を必ず購入することです。購入した生徒様にのみ、トレーニングを提供しても良いというお返事を小倉教授から頂戴しております。
こんにちわ。今日は通訳士、翻訳家、インタースクール大阪校講師を経て、現在は大阪公立大学(大阪府立大、市立大が合併により誕生)の教授をされている小倉慶郎教授のリプロダクショントレーニングの本を読みましたので、ご紹介させていただきます。
小倉慶郎教授の専門は、英語教育、通訳・翻訳論、異文化コミュニケーション、ジャーナリズムです。主な通訳実績は、「日英高等教育シンポジウム」、「国際環境フォーラム」などがあります。翻訳書ですが、『静かなる戦争』(ハルバースタム、PHP研究所)、『奇跡の人 ヘレンケラー自伝』(新潮文庫)。ご著書には、『BBC WORLD 英語リスニング サイトトランスレーション』、『BBC WORLD 英語リスニング UKニュース入門』(共にDHC)、『東大英語長文が5分で読めるようになる』(語学春秋社)などがあります。日本英語コミュニケーション学会理事。文部科学省指定・英語教育改善のための調査研究事業運営指導者(大阪府立泉陽高等学校)。大阪府内の高等学校では、「通訳訓練法を使った英語学習」「英日通訳入門」などの出張講義を行っているそうです。
さて、本題に入っていきましょう。本書は、以下のような構成となっております。
なぜ日本人は英語を話せないのか?
日本人には英語の習得が難しいという説
日本の外国語学習の伝統
「死語」として、英語を学ぶとは?
英語のカタカナ語化
「翻訳語彙」の存在
通訳トレーニングで話せるようになる理由
通訳訓練法による効果
潜在的な力をつける、伝統的な英語学習法
日本の立場の変化と英語教育
イマージョン教育と通訳訓練法
大学の授業での実践
本書は、トレーニングの実践書となっております。大きく分けて次の4つのステップでトレーニングを行うことになっております。
1.Quick Response(クイック・レスポンス)
→日本語だけを見て、英語を瞬時に口で言えるようになる。
2.Shadowing & Repeating(シャドーイング・リピーティング)
→シャドーイング:テキストを見ず、英語の音声だけを聞き、口真似できるようになる。
→リピーティング:テキストを見ずに、ポーズのところで、口に出して英語を繰り返すことができるようになる。
★これが今私がネイティブキャンプでやってるレッスンです。
3.Sight Translation(サイト・トランスレーション。いわゆる、最近流行りのサイトレ。)
→日本語だけを見て、(隠した)英語を瞬時に口で言えるようになる。
4.Reproduction(リプロダクション)
→イラストだけを見て、英語でスラスラとナレーションができるようになる。
以上で、小倉慶郎教授の5月末に出版されたばかりのご著書のご紹介です。まあ、思ったことを言わせていただくと、クイック・レスポンスはともかく、サイト・トレーションとイラストだけで英文を作るリプロダクションは、これから、自分なりに考えてやっていかないといけないなと思った次第です。このまま、ただ英文を、発話して、言えるようになるだけではなくて、小倉教授は大きく4つのメソッドに分けて、リプロダクショントレーニングの教科書を作成しています。もし、ご興味のある方は、この記事を読んだことを伝えて、予約レッスンでいらしていただければ、誠心誠意対応させていただきます。以上となります。よろしくお願いいたします。
なお、小倉慶郎教授とは、直接連絡を取り合っておりまして、先生からは「この本を購入してくれるという条件で、この教科書をレッスンで使用してもかまわない」という回答を得ました。