UtaMochi/詩餅

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「ARMADILLO」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)7

「SLUG」の鼻歌朗読7弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

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「VILLAIN」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)6

「SLUG」の鼻歌朗読6弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
2週間前
7

エッセイ「ハリポタマラソン」

20241004 少し前に観なおしていた 一作目「賢者の石」を飛ばして 「秘密の部屋」から「死の秘宝part2」までを一気に観た 休みの日の夜遅くから 次の休みの日の夕方ま…

UtaMochi/詩餅
2週間前
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「SLUG」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)5

「SLUG」の鼻歌朗読5弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
2週間前
5

「MOTH」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)4

「SLUG」の鼻歌朗読4弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
2週間前
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詩📓「ダダコネ」

20240930 うざったい愚痴を 仕事場でも 吐いてしまう人間になってしまったことを 後悔するよりも 今 ここで ストレスを溜めないほうが マシなのかも知れないから …

UtaMochi/詩餅
2週間前
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詩「」

20240930 フラッペに殺された日常 不器用な夜を使いこなすために スイーツを培養する液体を服用し ニヤリと笑うしかない彼 パイの中に包まれて 眠っていた赤ん坊を抱いて…

UtaMochi/詩餅
2週間前
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「LEATHER/GUMMY」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)3

「SLUG」の鼻歌朗読3弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
3週間前
1

「FASHION」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)2

「SLUG」の鼻歌朗読2弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
3週間前
4

「MILK TEA」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)1

詩集、「SLUG」に載っている詩を音楽に合わせて鼻歌を歌うように歌っております。 是非! 詩集はこちらです

UtaMochi/詩餅
3週間前
7

詩「ぶつ切りのリオウ」👁️18

20240916 「よう お前ら クソども 殺しちまうぞ  どけ カナエって 女に 用が あんだよ」 リオウは村人たちを鋭く睨んだ 「カ カナエさんは 村の一番奥の家にい…

UtaMochi/詩餅
3週間前
7

エッセイ「二十代の終わり」

20240921 二十代、最後の夜。 特別なことをしようとも思わない。 まあ、連休だったらしようとも思えるけど、連休が特に忙しいから仕方ない。 そうか、もうそんなに経った…

UtaMochi/詩餅
4週間前
4

詩「礫」

20240917 ホームから見えたものが 鳥の礫死体だったのか 木の屑だったのか コンビニのおにぎりの残骸だったのか 考えながら 電車を待っている 彼は目を閉じる 想像し…

UtaMochi/詩餅
1か月前
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詩「切り札のジュン」👁️17

20240916 「想像よりも到着が早かったようですね  一つ目の秘密は どうでしたか?」男は防護服を着ていた 「ああ 正直驚いているよ  今までの人生は無意味だ」彼はモ…

UtaMochi/詩餅
1か月前
3

詩「あほたれ」

20240915 あっそっすかって 右へ 右へ 傾けば左 促すピエロ 耳鼻科行けよ 聞こえてねえのか この音 この声 この叫びがよ あっそっすかって 痺れ 痺れ 蚊が刺した…

UtaMochi/詩餅
1か月前
7

詩「幾つかのクロウ」👁️16

20240914 『生体認証を実行いたしました お帰りなさい クロウ』 遺跡の中から声が聞こえた 彼とジュンは辺りを見回してみたが 誰かが居る気配は無かった 洞窟の中にあ…

UtaMochi/詩餅
1か月前
6

「ARMADILLO」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)7

「SLUG」の鼻歌朗読7弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

「VILLAIN」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)6

「SLUG」の鼻歌朗読6弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

エッセイ「ハリポタマラソン」

20241004 少し前に観なおしていた 一作目「賢者の石」を飛ばして 「秘密の部屋」から「死の秘宝part2」までを一気に観た 休みの日の夜遅くから 次の休みの日の夕方まで見た時点で頭が痛くなり 死の秘宝の途中で一旦寝て 起きてまた観た 映画シリーズや海外ドラマを観る時に ペース配分が馬鹿になることが多い 休みに全て観ておきたいのもあるけど 一番には先が気になって仕方なくなってしまう 以前「賢者の石」について 「子供の頃感じていたよりも面白くなかった」という感想動画を撮っ

「SLUG」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)5

「SLUG」の鼻歌朗読5弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

「MOTH」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)4

「SLUG」の鼻歌朗読4弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

詩📓「ダダコネ」

20240930 うざったい愚痴を 仕事場でも 吐いてしまう人間になってしまったことを 後悔するよりも 今 ここで ストレスを溜めないほうが マシなのかも知れないから それはそれで ガス抜きの場所を 間違えないようにすれば良いとは思う ただ 自分の悪口が やがて首を締め付けるのだ その時になって嘆いたって 誰からも信用はされない 俺は誰かに 何かを言われたり やられなければ 何もしない そう みんな そう思っているのだ 「何かされた」から 「何かをする」だけ 正義か悪かみた

詩「」

20240930 フラッペに殺された日常 不器用な夜を使いこなすために スイーツを培養する液体を服用し ニヤリと笑うしかない彼 パイの中に包まれて 眠っていた赤ん坊を抱いて 蛍光灯に掲げると 大変なことが起こってしまった とてつもない泣き声が響き渡り 店のガラスが全て割れた 下にいた通行人の恋人たちが ハート形に血を噴き出して死んでいった なんの店だったのかも忘れた店内で 彼はフラッペと対峙し マカロンを装備する 甘い香りの中に 肉の焼ける匂いがする 彼も少し焼けてし

「LEATHER/GUMMY」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)3

「SLUG」の鼻歌朗読3弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

「FASHION」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)2

「SLUG」の鼻歌朗読2弾 是非お聞きください 詩集はこちらです

「MILK TEA」/詩集「SLUG」より (ポエトリーリーディングと歌と音楽)1

詩集、「SLUG」に載っている詩を音楽に合わせて鼻歌を歌うように歌っております。 是非! 詩集はこちらです

詩「ぶつ切りのリオウ」👁️18

20240916 「よう お前ら クソども 殺しちまうぞ  どけ カナエって 女に 用が あんだよ」 リオウは村人たちを鋭く睨んだ 「カ カナエさんは 村の一番奥の家にいるよ」村人の一人が答えた 「うるせえ 俺の 顔を 見ろ! さあ お前ら 全員だ!」 そう叫ぶと リオウの身体中の火傷が紋様となり浮き出て来た すると村人たちは一斉に叫び始めた 自身の内面の 最悪の悪夢が眼前に広がった 村人の一人は 恋人が他の男に奪われ その男が怪物になり 恋人の四肢をもいで食べる幻覚を

エッセイ「二十代の終わり」

20240921 二十代、最後の夜。 特別なことをしようとも思わない。 まあ、連休だったらしようとも思えるけど、連休が特に忙しいから仕方ない。 そうか、もうそんなに経ったのか。 なんて思う時もあるし、まだそのくらいか。とも思う。 三十って、かなり微妙だ。 四十だと、だいぶ生きたな思うかも知れない。 五十だと、残りの年数を数え始める。 六十だと、もう良いかなって思う。 七十だと、それまでには死んでおきたい。 三十年間、俺は産まれてきてもいない。 ずっと死んでいる。という

詩「礫」

20240917 ホームから見えたものが 鳥の礫死体だったのか 木の屑だったのか コンビニのおにぎりの残骸だったのか 考えながら 電車を待っている 彼は目を閉じる 想像してみる 鳥が木の屑を咥えてコンビニに出かける おにぎりを探すが好きな味がない 駅の反対のコンビニに向かう途中 電車に轢かれる 鳥は彼を見て(今日の予定が面倒だ)と思う 木の屑は彼を見て(良い服を着てやがる)と思う コンビニは彼を見て(いつも何も買わない奴だ)と思う 電車は彼を見て(誰よりも見窄らしい)と

詩「切り札のジュン」👁️17

20240916 「想像よりも到着が早かったようですね  一つ目の秘密は どうでしたか?」男は防護服を着ていた 「ああ 正直驚いているよ  今までの人生は無意味だ」彼はモニターを見たまま言った 男が部屋の中に入っても 機械は何もしなかった 人間だとわからないように防護服を着ているようだ この部屋の秘密を知っている人間 彼は興味を持った 誰であろうと 自分より物を知っている人間に話を聞きたかった 「そうでしょう? だってあなたはただの残りカスだ  我々人間と戦って 敗れた

詩「あほたれ」

20240915 あっそっすかって 右へ 右へ 傾けば左 促すピエロ 耳鼻科行けよ 聞こえてねえのか この音 この声 この叫びがよ あっそっすかって 痺れ 痺れ 蚊が刺したの 引っ掻く右手 しみったれたスーツ投げ捨て この道 この顔 この瓦礫など あっそっすか 良かったっすね 偉い 偉い 良く頑張りました あっそっすか 凄いっすね 相槌だけ上手くなれば良いんだろ? あっそっすか うざったいっすね お手本 教科書 聖書でも書いとけ あっそっすか 切り刻まれて まだ俺は 

詩「幾つかのクロウ」👁️16

20240914 『生体認証を実行いたしました お帰りなさい クロウ』 遺跡の中から声が聞こえた 彼とジュンは辺りを見回してみたが 誰かが居る気配は無かった 洞窟の中にある小さな遺跡は 彼を確認すると動き始めた 民家ほどの遺跡が崩れ 中から鉄のパネルが四方八方に展開した 大きく開けた空洞を覆い尽くし 大きな鉄の部屋になった その間 ずっと青白い光が放たれていた 「クロウが来たからこうなったんだね きっと」 驚きながら ジュンは呟いた 「ああ 歓迎されているようだな」 彼