チベット記(2) セラ・ゴンパの問答修行 【世界旅行記032】
2012年9月4日(火) チベット ラサ
ノルブリンカのあとは、セラ・ゴンパを訪れた。ゴンパは「僧院」を意味するので、日本語ではセラ僧院やセラ寺などと表記される。チベット仏教ゲルク派の大僧院で、最盛期には5,500人もの僧侶がこの地で学んでいたという。
セラ・ゴンパでわたしたち夫婦が楽しみにしていたのは、なんといっても中庭で行われる問答修行である。これがどんなものかは、わたしが拙い表現で記すよりも、ダライ・ラマ自身による説明と実際の写真で理解してもらうのがいちばんよいだろ