Cebu & Bohol いつまでも若く
おめでとうございます!!
本日は休暇でフィリピンのセブ島と、ボホール島に旅した話をシェアさせていただきます。この旅は、2018年の確か、12月くらいだったかな。
いつか、ヨーロピアンの女の子が「年齢なんてただのナンバーよ」って、言っていた事を思い出したので、再度ここに記します。
見出しの写真のような南国のビーチでのんびりしたいもんです。
僕はいつまでったっても、浜辺で読書ができません。
皆さんできますか? あれ、実はとっても難しいですよね。
それでは早速、フィリピンの地図を見てみましょう。
フィリピンはたくさん島があります。もう少し寄ってみます。
なんとなく場所がつかめればオーケーだよ。
今日は編集後記で、おめでたいお知らせがあります。
今年最後の満月!!
今年も一年、お疲れ様です。
もう少し一緒に頑張りましょう。
Republic of the Philippines フィリピン共和国
Cebu & Bohol いつまでも若く
おぉもうセブまで来た。よしっ走り切れそうだ。
東京駅の近くの鍛冶橋バスターミナルから成田空港へ行って飛行機で向かったんだ。空港のあるマクタン島に着く予定で、最初の宿もそこにした。大きなガイサノグランドモールマクタンのすぐ横の宿。
12月だったから冬服で行ったんだけど、セブ島はさすが南国、暖かかった。
あ、そうだ。空港降りた時に現地で働く日本人のおじさんとフィリピーナのおばさんに話しかけられて同じタクシーに乗ったんだ。全然騙されたりはしなかった。それですぐに宿までは辿り着けた。車内でおじさんが「鉄砲の打ち方教えてやるっていう奴には着いて行くな」とか、「エロい話には乗るな」とか。いろいろ教えてくれた。
もう夜だったし、何もすることないし、とりあえずモールに行ってからバーに行ったり、ナイトクラブへ行ったりした。話に聞いていたエロい姉ちゃんがステージの上で踊るってのを観に行った。フィリピンではよくあることみたいで、ビール飲みながら見ていた。
店を出たとこでエロい話に付いてったら、結局オカマだったからやめた。
空港で会ったおっさんの言う通りだ、もう失敗している。
翌朝少し早く起きてマクタンのビーチにマジェラン記念碑と、ラプラプ像を観に行った。
ラプラプのビーチは干上がっていたけど、戦士の銅像はきっちり海の方見てすくっとかっこよく建っていた。
近くのコンビニに寄ると、いつ作ったのだかわからない甘そうなパンがレジの横に置いてあった。
俺はコーヒーをすすってカラフルなゴミ箱を見ていた。
見上げる空はカラッと晴れている。乾季に来れてよかった。急に仕事の休みを貰えたから、有休消化出来てありがたい。今まで行った事のない国だったらどこでもよかったから、今回はフィリピンに決めたんだ。
フィリピンは飛行機じゃないと来られなかったから、単発で行くにはちょうどいい。帰り際、年配の日本人の夫婦と同じトゥクトゥクに乗り合わせた。そこで少しだけ話して、俺が英語出来るのがすごいってことになっていて少し嬉しかった。
インドから帰って来てから東京で働きだして、英語を仕事で使っていたから話せるようになった。勉強も頑張っていた自分を褒めてやりたい。
宿に一回帰って落ち着いてから、マクタン島の集合バスターミナルから、ぎゅうぎゅうの乗り合いバスに乗ってセブシティへ向かった。
暑い、もうこんなに密集するのは嫌だ。地元の人達は慣れたもんで音楽聞きながら目閉じて到着するのを待っている。
バスはこれまた大きなショッピングモールSMシティセブへ着く。
翌日はボホールへ行くから、船のチケットを港まで買いに行った。
せっかくだから港周辺を歩いて回った。近くのサンペドロの要塞でみた岩肌には歴史がたっぷり沁み込んでいた。
昔東南アジアを二ヵ月間旅した時のことを思い出した。
サンペドロの要塞の前にある独立記念広場で団欒している地元の人達の姿を見ていると気が和む。
僕も旅行に浸ろう。仕事じゃないんだし、気楽にいこう。
地元最大の大きさと言うカルボンマーケットにも行ってみることにした。ガイドブックには「日本人は危ないから行かない方がいい」って書いてあったけど、どうにかなるからあんまり気にしなかった。
普通に安全だったと思うよ。危険な事なんてなかった。雰囲気はぐちゃぐちゃだったけどね。インドネシアのぐちゃぐちゃ感と似ている。
きっとこの人達は細かいことなんて気にしないんだろな。俺達とはだいぶ違う人種なんだな。
果物も野菜も雑に積まれていた。全部っていうかどこまでが売り物かもわからない。大きな荷車押している人がたくさんいて面白かった。お疲れ様。
暖かいのに、クリスマスが近いだなんて少し不思議な気分だ。みんないきいきしていて楽しそうなのが、東南アジアのいいところだ。
もうすぐ夜が来る。
市場は何時まで営業しているんだろう。
全く閉まる気配がない。
通りを満杯まで人を乗せたバスが走って行く。あれ、俺はこれからどこへ行くんだっけ。バス停は見当たらなかったから、とりあえず市場の雑踏の中を真っすぐ歩いた。
市場の近くにサントニーニョ教会の広場があって、そこにマゼランクロスって言う十字架のあるチャペルがあった。
道の上で日本語を少し話せるこっちのカラオケで働いているというフィリピンの女の子二人と出会った。どうしてか、わからない、なんでだろう。僕が地図を見て迷っていたから話しかけられたのかもしれない。
マンゴーストリートまで連れていってくれることになったので、一緒に歩いた。
バーで飲んだ後、なんとなく入ったスポーツバーみたいなところにはエロい恰好した姉ちゃんがたくさんいて、一緒に飲むことになった。あれだ、ガールズバー、そうでしょ。
エロ楽しかったな。そこを出て、別の所へ行こうとしたらオカマに遭遇したんだった。もうセブが嫌になりそうだ。
翌日、もういい。さようならセブ。僕はボホールへ旅立つ。
朝からバタバタだよ。フェリーに2時間くらい乗ってボホール島に着いた。そこからまたバスでチョコレートヒルズを観に向かった。
バスの切符売りの子が日本人の夫との間に子供が出来ちゃったらしい。
もう別れたんだって。なんの話してんだ俺は。で、また2時間くらいバスに乗ってそこまで行った。
もうずっと朝から移動していて疲れた。バス停から歩くと遠いらしいって事で「ヒッチハイク」をしたらすぐにフランスから来ていたおじさんが乗っけてくれた。ありがてぇ。
ちょっと曇っていたけど、虹が見られた。チョコレートヒルズは独特で変わった地形をしている。お灸みたいにこんもりした山が連なっていて面白い。雲が多くなってきたと思ったら、小雨が降り出した。
帰ろう、すごい時間かけてきたのに30分も居なかった。
車内で隣に座っていた地元のおばちゃんと少し話して仲良くなって、葉っぱに包った食べ物を貰ったけど、食べる気になれなかった。ごめんなぁ。
窓の外では長閑なフィリピンの田舎の風景が広がっていた。
ボホール市内に着いたのはもう夜だった。辺りが暗くて俺はもう道に迷っている。
移動だらけの旅はもうしたくない。
何とかバスを乗り継いでパングラオ島のアロナビーチの宿にチェックイン出来た。
広いバックパッカーズハウスで、外と中の区別がないラフな感じで好きだ。そして風が通り抜けていくゆるい空気感。
海の横にたくさんのバーがあってみんな賑やかなもんだ。
俺も誰かと来た方がよかったなぁなんて思った。欧米人とフィリピーナのカップル。いや、あれは違う、連れてんだ。女の子はずっと携帯いじってる。しらけてんなー。俺も試してみればよかったのかもしれないけど、めんどくさすぎる。それなら一人で自由な方がよっぽどいい。
サンミゲルビールを飲みながら音楽を聞いていた。
バンド演奏していたドラムに話しかけて、連絡先を交換した。あいつはいい演奏していた。叩くときのフォームが綺麗で、音の粒が細かくて正確で、バチの残像が一定で決まっていた。いいバンドを見た夜は気持ちがいい。
翌朝、早朝。朝日を見にアロナビーチへ来た。今日はなるべくビーチでゆっくりしたかったけど、マクタンへ帰る日だ。
アロナビーチの水は透き通っていて超綺麗だった。
夜が明ける。遠くの空がオレンジ色に染まってくる。気温は少し涼しいくらい。綺麗な朝焼けを見た。その後も浜で寝そべって青空を見上げて、透明な海に浸かってまた見上げて。このままこのまま。この時間を追い求めてここにやってきたんだ。
なんていい空の色をしているんだろう。
目の覚めるようなブルーが広がっている。
昨日のバンドを見たレストランで、砂浜の上、モヒートを飲んだ。
サングラスをでこにかけて優雅なもんだ。これが社会人の旅か。
フィリピンのサンミゲルビールをもう一回飲もう。
まだ昼前。旅の中では自由だ。東京で働いているからお金もある。
船のチケットを印刷していたらスコールが来た。
ジプシーを捕まえて港まで行って、フェリーの出発時間まで時間があったから髪の毛を床屋で切った。
フェリーで隣に座ったフィリピンの子と話していた。
セブに着いたらもう夜で、タクシーでマクタンの宿まで移動した。
あぁ。移動ばっかりで疲れて眠いぜ。
最終日、危うく寝過ごしそうになったけど、宿を空港の近くで取っておいてよかった。一日またずっと移動だ。一旦マニラ、そこで乗り継ぎして成田。
飛行機が2時間くらい遅れていた。乗り継ぐ飛行機も遅れていたからなんとか帰って来られたけど、気持ちが焦っちゃってまた疲れた。インドで瞑想したのになぁ。
はぁ、今度はもっとゆっくり旅をしよう。何もしない旅をしたい。
こんな感じでフィリピンの旅をした。これじゃあ普通の社会人の旅行だな。
頼むぜ。もっとかましてくれ。
ヤンゴンは超楽しかったからよろしく。
編集後記
今回もツッコミどころたくさんある回ですが、当時の僕と今の僕では全く違うので、安心してください。今の方が、よっぽどまともです。
今年もずっと編集をして暖めてきた『光の中を旅してた』、それぞれの第三版も順次、制作して放ってきました。
そして遂に著した最新作の完全版。全7章20編202話全部載せ!!
『光の中を旅してた』-Living In The Dream-
本日よりKindle版で発売が開始されました!!
ぱちぱちぱちぱち。
超ありがとうございます。
僕は、今年はこれがしたかったんです!!
noteでおスキ合い頂いている方々でしたら、随時公開していたからほぼご存知かと思います。
noteバージョンでは、前説も、写真イメージも、編集後記も付けてお届けしてきましたが、Kindle版では、本編文字のみのドシンプルバージョンでお届けしています。
Kindle Unlimited会員の方でしたら、読み放題でご利用できるので楽しんで頂けたら幸いです。
あぁ。活動休止後のバンドマンの半生ってこんな感じなんだなぁ。
を、すべて込めた最新作です。
バンド活動が休止してから、僕はソロ活動をしないといけないなぁと思ったんですよね。
バンドって足並みそろえるの超大事なので、当時の僕なりにバンドを始める前の頃からで一番わくわくする事を探していたら、あれよあれよと、旅にいざなわれていたわけです。
全7章20編202話、約50万字も長すぎて読んでられないよね。わかる。
あれから、また約1万字くらい磨きをかけた、ダイジェスト版の第二版も短く読みやすくして整えました。
『光の中を旅してた』-The World Needs You-
世界には君が必要だよ。
はぁはぁ。
最近、籠りすぎてケツが痛い。自分のケツひっぱたいて、頑張ります。
ダイジェスト版とはまた違く、物語を書いていた当時の葛藤と希望に光を当てた、裏ダイジェスト版も第二版を研ぎましたよ。
こちらは、約2万字くらいなので、すぐに読めます。
『光の中を旅してた』-Only Time Will Tell-
時が経てばわかるさ。
こちらからもKindle版にアクセスできます。
全7章20編202話、2021年に第三版を整えて放ってます。
noteをお書きの皆様でしたら、これらのマガジンからデジ旅をして頂いても、僕は気持ちいいです。お好きな方で、お任せいたします。
ここからさらに、来年のお知らせがあります。
『光の中を旅してた』-Only Time Will Tell-を週一くらいの頻度で全20編シェアさせていただく事になりそうです。
実は、もっと皆の作品や本を読む時間が欲しい。
今年は自分の光を放ちまくったので、来年は僕がリフレクトをして、皆と光を照らし合せられないか試してみる。
その間に、僕は『光の中を旅してた』詩集を編むのさ。
そして、こちら!!
来年バンドの大きめのライブがあります。
新春2マンSHOW! やっちゃいましょう!!
『光の中を旅してた』さんは会えるnoter、旅マンであり、バンドマン。
もっとムイてったら、ただのマンになっちまうな。
こんな感じのバンドやってます。ぜひ、音を一回聞いてみてください。
2022年1月15日(土)
K's Dream presents
新春2マンSHOW!
「爆音初詣2022」
SSIZE
W-DRUG DELIVERY SYSTEM
OPEN 18:30 START 19:00
adv¥2,500+D doors¥3,000+D
TICKET取扱/K'S DREAM
はい。そういう訳でございまして、ここらで本日お開きさせていただきたいと思います。
毎度貴重な時間を頂きましてありがとうございます。
どうですか。街の雰囲気、年末感出て来てますよね。
今年も気持ちよく締めて、来年もっと良い年にしましょう。
本当に、今さっき、出ましたよ。のメールがKindleさんから来たんだ。
今までの旅の集大成。もう一回載せとく。嬉しい。2,021円!!
これから新しい旅に出る皆さん、全員の事を僕も遠くから応援してます!!
次回は、ミャンマーのヤンゴンを旅した話を皆様とシェアさせていただきます。もうね、めっちゃ楽しかった。
noteは、最終話の屋久島の旅話まで毎日載せます。
応援よろしくお願いします。
スキ、フォロー、コメント、諸々頂けるとお嬉しいです。
また明日会いましょう。