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久々にカーテンを開ける

某所の片付け中、とある部屋のカーテンを久々に全開にした。

まず内側のカーテンを開ける。
冬の真っ青な空がレースカーテン越しに見える。

そしてレースカーテンも全開にする。
冷たい部屋の中が一気に暑くなる。
冬らしい澄んだ青空が窓越しに広がる。

窓も開け、青空を凝視した。


最近ますます寒くなったが、日差しは凄まじく強い。
冬は寒いが、冬の真っ青な空は暑いのだ。
この青さ、暑さは、夏空には真似できない。
改めて、冬空の魅力に息を呑む。

片付けをやめ、ビールか梅酒でも持ってきて昼飲みしたい気分に駆られるが、今日はまだ酒は飲めない。


冬はネガティブなイメージも付きまとうが、冬景色、雪景色、独特の澄んだ青空など、良い風景もたくさんある。
このあたり、冬はどうも過小評価されている気がしてならない。

「冬の時代」などと、「冬」をネガティブな意味で使うケースもあるくらいだ。
全体的に、冬の魅力は過小評価されているように思う。


カーテンを開け、窓を開け、「冬の暑さ」を取り込む。
普段光の入らない部屋だからこそ、片付けでもなんでも、光を入れて冬の暑さを生み出す。

余計なことを考えず、ただ四季を部屋で感じる。
難しいことではない。

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