『定年まで待つな! 一生稼げる逆転のキャリア戦略』
刺激的なタイトルですね!
こういうの好きです。(だから買ったのですが)
「定年」ってなんなんでしょう?
転職を2回している私は退職金が少ないこともあり、そもそも定年まで待つ気がありません。
本書は、中身もタイトル同様、なかなか過激なことが書かれています。
ターゲットはミドルエイジ!
一緒に学びましょう!💪
お疲れ様なミドルエイジのみなさんへ
現代のビジネスパーソン、とくに40~50代のミドルエイジは、窮屈な社会を生きて活力が失われていると言います。
社内でおじさんたちの顔をながめていても、そう感じます。若い人たちのお手本を見せなくてはいけないのに、これはイカンですね。
本書は、活力のある元気なミドルエイジであってほしいと願って書かれています。
時代をつくるのは、私たちだ!
ミドルエイジのみなさんにはそんな気持ちをもってほしいと私も思います。
危機感をもて!
社内のミドルエイジに活力がない話をしましたが、「危機感」もないように見えます。本の話をしても、読む習慣がないため無反応です。
本当に大丈夫なの?
と心配になってしまいます。
このnoteが、「あ…このままじゃマズイかも」と、本書を手にとったり、何かアクションをするきっかけになればうれしいです。
ちなみに、本書はめちゃくちゃ危機感を煽ってきます(笑)
年をとって成長が望めないなんてウソだ
「40代ともなると、大きな成長は望めない…」
そんなことはないと、本書も強く言っています。
資格取得には、わりと否定的な書き方をしていますが、その中でも簿記やITリテラシーはもっておいたほうがいいと書かれています。
私も、社内での成長の方向性には迷っていますが、社外では読書、資格取得、学びのアウトプットにハゲんでいます。
気をつけたいのが、間違った学びですね。
やたらとセミナーに参加しているが、何の身にもなっていない人に注意をうながしています。私も気をつけたいところです。
「何のアウトプットにもつながらないのなら、時間のムダだ」と本書から一蹴されます。
だから、アウトプットし、行動につなげたいところですね。
「つながりをつくりたいなら、MBAではなく飲み屋に行け」という話には、ちょっと笑いつつも、たしかになぁと感じました。
転職をすすめる話の中でビクッとしたのが、
「まずは第一印象をよくしろ」
という話です。結婚もして子ども4人もいて、いまさら見た目をよくしてもなぁと思っていましたが、改めたいですね。
自分を不幸にするものは捨てる
「旧来の価値観や固定観念にとらわれて、自分を不幸にしていないか?」
と、本書は問うてきます。
私もときどき立ち止まって、ふり返るのですが、まだまだ捨てきれていないなぞのプライドや固定観念はあるのだろうと思います。
もし、改めたい気持ちを少しでももっているのであれば、
プライドを捨ててグレードダウンする
後継者のいない中小企業を狙って転職する
海外で働く
なんて、本書からの提案は、魅力的にうつるかもしれませんね。
お金を稼げる自分であり続ける
もし転職する気がないのなら、「趣味に全精力を傾ける」ことを本書はおすすめしています。
仕事から帰って、だらだらとTVやYouTubeを見ている暇なんてあるんだっけ? 人生で何が大事なの? と痛いところを本書は突いてきます。
40代のうちから、10年20年と続けていれば、お金を稼げる趣味になっているはずです。
そんなこといっても、何をやったらいいかわからない!
という人がたくさんだと思います。本書には、しっかりアドバイスも書いてあるのでご安心ください。例えば、
などです。
とはいえ、やってみないとわかりません。だからこそ、なんでもトライする、まずは一歩踏みだしてみることが大事です。
昔読んだ『ソース』を思い出しました。思いついたものは全部やっちゃえばいいのです。
たねをまく。たねを探す。
著者の成毛さんは、「なにをしていてもビジネスのたねを探している」そうです。
その姿勢、ステキですね。
「あれ、なぁに?」「なんでなんで?」
そんな子どものような、哲学者のようなやわらかい頭で、世の中を見ていたいものです。
たねをまくことも大事ですが、意外と転がっているたねも多い。そんな気がしますね。
まとめ
暗い未来を嘆くのではなく、いまのうちから打開策を打っておけば、楽しく生きられる未来は創り出せる
と、本書には書いてあります。ほんとうにそう思います。60歳やら65歳やら、そんな年まで「待つ」なんて私にはできません。
このnoteでの学びの発信活動も3年半以上つづけていますし、本書を読んで、自分の方向性は間違ってないなと感じました。
ただし!
第一印象はまったく気にしていなかったので、見た目をよくする努力は必要だと感じました(笑)
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
きしゃこく先生にご紹介いただきました!
ありがとうございます✨
読書期間 2024/06/23-2024/06/28
初版発行 2018/10/02
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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>