『ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪』
おもしろい本、見つけました!
著者は、家族とディズニーランドに行ってもゴミ拾いをしているような変人です(笑)。8年間で100万個以上のゴミを拾ってきました。
そんな「ゴミ拾い仙人」の著者が書く「ゴミ拾いワールド」へようこそ!
ただの「ゴミ拾いおすすめ本」ではありません。
「習慣化」の専門家でもある著者がたどり着いた最高の習慣が「ゴミ拾い」なんです。
さらに、「幸福」の専門家でもあるから「生き方」や「幸せ」についても学べる!
一緒に学びましょう!💪
ゴミ拾いは何のために?
実は、私も昨年からゴミ拾いをはじめています。だからこそ本書が目にとまりました。でも、社会貢献なんて考えてなくて単なる自分貢献なんです。
この「社会貢献なんて考えていない」という部分、著者も同じです。
著者のゴミ拾いの目的は、
「上機嫌に生きる」ため
この「上機嫌になる」というのは、著者が18年幸福を追求してきた結論です。本書で頻繁に出てくるキーワードとなります。
人生変わるかも♪
人生変えたい!
そんなとき、「心」や「考え方」から変えようとしていませんか?
ゴミ拾いという「形」から入る
これを著者はおすすめしています。
本書には「近所の目対策」なんてものも紹介されていますが、私は3回目くらいから他人の目はまったく気にならなくなりました。
夢中、いや無中です(笑)
あわせて、本書でも紹介されていた教育学者の森信三さんの言葉を紹介します。
足もとの紙くずひとつ拾えぬ程度の人間に何ができよう
ところで、本のタイトルの「かも」とか「♪」にもちゃんと意味があります。(答えは本書参照)
ゴミは「中立」
これは心理学の話にもなってくるのですが、「出来事はすべて中立」です。
この出来事と解釈(図では思考)がごっちゃになっている人が多いかと思います。
出来事をどう解釈するかは自分次第です。だから、まずは「出来事と解釈を切り離す」ことが大切になってきます。
そうは言ってもなかなか難しい場面もありますよね。そこで「ゴミ拾い」が、この出来事と解釈の切り離しの訓練になります。
ゴミは中立なのです。
ゴミに対して拾う/拾わないのジャッジをしない(※)
↓
日常でもジャッジをしなくなる
↓
「問題」と思っていたことが「問題」ではなくなる
↓
他人の負のエネルギーに自分のエネルギーを持っていかれなくなる
↓
心が豊かになる
いいですねぇ。私はまだ「心が豊か」のレベルには至っていませんが、ゴミ拾いを続けたくなります。
自己実現と自己肯定のバランス
「ゴミ拾い」がいろんなことをバランスさせる役に立つと紹介されています。例えば、
自己実現、競争マインド、マテリアル、なりたい自分
対
自己肯定、豊かさマインド、スピリチュアル、ありのままの自分
いずれも「幸せ」ではあるのですが、前者は「足元が見えていない」、後者は「地に足がついていない」なんて表現もされています。
これをゴミ拾いがうまくバランスさせる役に立つそうです。
他にも、小林正観さんを引用して「エゴとお任せ(エゴ+お任せ=100)」のバランスについても書かれていました。
ただし、最初はエゴ丸出しでOKだそうです。(例えば、受検や就職の面接対策でアピールするためにゴミ拾いをする)
「思い込み」の力を磨く
『行動することが生きることである 生き方についての343の知恵』のアウトプットにて、著者の宇野千代さんの「思い込み」スキルを紹介しました。
本書の著者も、「思い込み」スキルの保有者です(笑)
「思い込み」ってなんだか悪いイメージに思われがちですが、使い方次第です。最近、このことが私の中でだんだん強くなっています。
著者の幸福研究12年の結論として、こう言っています。
人生は思い込みでできている
すごく共感しました。このスキル、身につけねば!
著者の場合、「ゴミ拾いで拾ったハンカチを石原さとみさんのものだと決め込む!」という変態っぷりを披露していますが、ここまでは無理です(笑)
ゴミ拾いのはじめ方
初心者にも安心!「ゴミ拾いのはじめ方」も紹介されています。
・近所の目対策
・おすすめゴミ拾いスポット
・おすすめトング
・おすすめゴミ袋
などなど
私が使っているトングは100均のものですが、これで十分ですよ。
実は、持ち歩き用の伸縮トングが欲しいんですよね。おもむろに通勤バッグから取り出してゴミ拾いをはじめたらカッコよくないですか?(笑)
あと、「ゴミ袋2枚使い(燃える/燃えない分別など)」は中級者らしいです。私は中級者ですね。上級者はゴミ袋を再利用します。
大事なのは自分が楽しめる方法でゴミ拾いをすることです。
ただ、一つだけ注意があります。
ゴミ拾いの本質は「ストップシンキング」です。だから、ゴミ拾いしながら耳から情報を入れるのはNGだそうです。
他にも・・・
マズローの欲求5段階説に絡んだ話だとか、自信を満たす話だとか、
幸福と習慣化の専門家でもある著者だからできるおもしろい話がいっぱいあるのですが、続きは是非本書でお楽しみください。
まとめ
この本をきっかけにして、「この国ほど、美しい国はない」と世界から称賛さたら素晴らしい。そんな夢も語られています。
私自身は、外からの視線はあまり気にしませんが、「住んでいて気持ちのいい国」にはしたいですね。
だからというわけではありませんが、ゴミ拾い、続けます。
もし「試しにやってみるか!」と思われたなら、100均でトングを買う「形」から行動してみませんか?
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2023/01/22-2023/02/02
初版発行 2022/12/22
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