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『中高年リスキリング これからも必要とされる働き方を手にいれる』

みんさ~ん、リスキリングしてますか?(リステリンじゃないよ?)

ところで、リスキリングの本来の主語って「企業側」だって、ご存知でしょうか?

なのに、「うちは会社がいい環境を用意していて、十分なリスキリングができてます!」って人はほぼ皆無レベルかと思われます。

本書の最後でこんな問いがあります。

用意された環境をそのまま受け入れて、残りの人生、後悔しないか?

もし、「後悔するかも…」と感じたなら、自ら備える必要ありです!


一緒に学びましょう!💪


人材不足と言われるけれど・・・

人材不足 ≠ どんな人でもOK

人材不足とはいえ、企業もちゃんと「選ぶ」のです。

私も転職活動をしていたときに、エージェントさんの努力で一次面接は受けられるものの、実態は門前払いなのを経験しているのでよくわかります。

そんな中で、本書がおすすめするのがリスキリングというわけです。

でも、リスキリングって言葉、いまいちわかりづらくないですか?
本書では、リスキリングを以下のようにとらえ直しています。

 🔵新しいことを学ぶ
 🔵新しいスキルを身につけ実践する
 🔵新しい業務や職業に就く

大事なのは、具体的にどんなアクションをとるか? ですよね。そこを本書で学ぶことができるのです。

もうひとつ大事なのは、リスキリングは何のために? というところですね。もちろん、自分の人生を幸せにするために、です。


「定年4.0」に備えよ

(1.0~3.0は本書を参照してもらうとして)
これからの定年4.0を本書では以下のとおりに定義しています。

リスキリングで現在の雇用に頼らない人生とキャリアを自ら創造する

p.22

言いかえると、

定年後も働き続けることができる、稼ぎ続けることができるようにする

ということですね。これの反対が、「自分の人生を会社に預けっぱなし」の状態です。上の図の右側ですね。

いま私は45歳なのですが、ちょうど私くらい以下の年代が「定年後も積極的に働くことを前提にする世代」という現実があります。

私たち世代でも100年生きる人は、そう多くはないでしょうが、それでも長生きが前提なのは変わりません。ということはそれだけお金も必要です。


ステップを踏めばいい

一足飛びにゴール(やりたいこと)にたどり着くのは難しいですね。

だったら、ステップを踏んで進んでいけばいいじゃない、というのが本書の提案です。これはいいですね。

しかし、「そもそもやりたいことがわからない」という人も多いかもしれません。まずはゴール設定からはじめましょう。

ここで言うステップは、社内異動で実現したり、転職で実現したりします。

ゲームでも、予備スロットが余ってたら「もったいない!」って思いますよね。まさにゲーム感覚で自分をLVアップさせていけばいいのです。

難しいのは、転職の場合は「実務経験がなければ認められない」という点です。

私もいろいろ資格を取っていますが、実務経験はゼロなので、ほんとうにここは難しいと思っています。

その意味では、社内でこのステップを踏めるのであれば積極的に活用してほしいです


具体的なスキル・マインド・アクション

本書で紹介されていたスキル・マインド・アクションの中で私が注目したものを紹介します。他にもたくさんあるので是非本書をご確認ください。

①自分自身をリスキリングし続けるスキル

やはりアップデートし続ける意識は必要です。学ぶということは、学校だけで終わりではないのです。

②学際的スキル

イノベーションしかり、スキルも組み合わせでパワーアップします。2つ以上の異なる分野の知識があるならばさらなる強みになりますね。

③本業と副業の二刀流

これができる環境にある人がうらやましい。私は刀を持ち替える起業を計画しつつも転職+副業で二刀流をやってみるか、悩み中です。

④投資マインド

これには、「リスキリングは自分への投資」、「リスクを受け入れる」、「キャリアも分散投資」など、複数の投資的な考え方が含まれます。

「長期投資」というのもあります。リスキリングは効果が出はじめるまで12~18か月ほど必要だと言われるためです。

⑤師匠・理解者・仲間を見つける

自分のやりたいことをすでにやっている人を見つけて、良好な関係を築いておくことは大事です。とにかく人に会って話を聞きまくるのです!

⑥一度仕事から離れる

週に1~2日は休みがあると言っても、なかなか将来のことまで考えるような気持ちの余裕はない、というのが現実ではないでしょうか?

だから、40代~遅くても50代前半のうちに、人生の後半をどうするのか、じっくり考える時間をつくるようすすめています。


まとめ

本書にピーター・ディアマンディスの言葉が紹介されていました。

未来を予測する最善の方法は、自らそれを創造することだ

私のような40代、それ以下の世代は「自分の人生を会社に預けっぱなし」では長生きになってしまった人生を幸せにすごすことが難しくなりました。

だから、リスキリングし続けるスキルを身につけよ、というわけですね。「つまりは、学び続けるってことだな」と私は感じた次第です。


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


読書期間 2024/11/04-2024/11/13
初版発行 2024/08/30

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高橋ひろあき | 学びのアウトプット士
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。