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『個人力 やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方』

過去に私のnoteを見ていただいた方は、「あれ?どっかで見たことある本」と思うかもしれません。

私のnoteヘッダーのこの本ですね。このヘッダー、4年以上前のnote開始当時から変えていません。つまり4年あまり積読でした💦

実は、「4年越しのいまだからこそ、読んでよかった」と感じました。

私自身が、まさにこの「個人力」をつかっていこうとしているタイミングだったからです。


一緒に学びましょう!💪


「個人力」とは?

個人力とは、

「ありたい自分」のまま、多様な人たちと助け合いながら、人生を楽しんで生きていく力

と本書では定義されています。「社会をひとりで生き抜く力」ではありません


「ありたい自分」とは?

個人力の中心でありスタート地点は、「ありたい自分」です。

 🔴「ありたい自分」・・・・・Being

を中心に、

 🔵あたりまえを疑う・・・・・Think
 🔵常にアップデートする・・・Transform
 🔵「個」として協働する・・・Collaborate

の3つがまわりにあります。この構成が、そのまま本書の構成にもなっています。

「ありたい自分」はすでに自分の中にあります。それを掘り出すかどうかが問題です。

これからは、自分自身と徹底的に向き合う時間を持った人がより成長する時代です。つまり、それだけの「心の余裕」が必要なんだと感じました。

逆に、

「ありたい自分」が言語化できていないから、①人生で不安にとらわれたり、②自信を失ったり、③やりたいことを見失ったり、するのです。

だから、


「考える」(Think)

「考える」プロセスを徹底することで「ありたい自分」を明確にしよう、というわけですね。

普段の仕事において、考えているようで実は考えてないんじゃないか? という疑問が自分の中でありました。

この冬休み、将来の事業計画を練っていたのですが、まさにこの「考えるプロセス」、「ありたい自分を言語化する作業」でした。

これが楽しいんです。「考える」ってこれだ!、と。
本書の中でも、

自分の頭で「考える」という行為は、自分の人生を生きることと同義

という話があったのですが、ほんとうにそうだと実感します。


何を「考える」か?

本書の中で、いくつかヒントがありました。
例えば、

「自分にはなにができるか?」

と、常に自分に問いかける。

「あなたはいま、どんな価値を提供できるか?」

と、問われたときに真っ先に自分のできることややりたいことを答えられるようにしておく。

頭の中だけだと整理が難しいので、ぜひ紙に書きながら自分を振り返ってみてください。他のアドバイスとしては、

インプットだけに偏るのではなく、アウトプットとアクションが大切

というところですね。「ありたい自分」を確立していくためには、考えるだけでなく、行動が必要です。

著者の澤円さんも、片っ端からいろいろな行動を試してきたそうです。私は、アクションがいまいちなので今後は行動も重視したいです。


時代と価値は変わる、自分は変える

価値は時代とともに変化します。

常に新しいものを見出して、アップデートし続けるマインドを持つ人が、これからも活躍し、幸せな人生を歩むことができます。

一方で、

その場所でしか価値を提供できなかったり、組織の論理や価値観に巻き込まれている人は、これからを生きていくのは厳しいと言います。

組織がプランAを用意してくれたとしても、自分なりにプランBやプランCを用意するのです。

あと、「これいいな」と思った言葉として、

不完全なまま行動する勇気を持つ

というのがあります。いまどき、完成してから動き出しては遅いですからね。私も「とりあえずやってみる」精神で行動していきます。


「時間」と「エネルギー」を分散せよ

「変化」に関する話のつづきですが、

時間とエネルギーを分散しておくと、いざ災難が起きても、すぐに変化できる、という話がありました。分散は大事ですね。

本書では時間とエネルギーを一緒にして書かれているように読めましたが、実は時間とエネルギーは別々に考えるべきでは? と考えました。

私自身、本業にはすごい時間をかけてますが、エネルギーについてはあんまり割きたくないなと思っているからです(笑)

自分なりの分散割合を決めておけば、「今週はAに時間をつかい過ぎだな」など、日々の振り返りにも役立ちそうですね。


みんな情報発信の「力」を持っている

昔とちがい、いまは誰もが情報発信の「力」を持っています。
つかわない手はないですよね。

本書でおもしろかったのは、「できないこと」も発信しよう、という話です。

たしかに、私が所属するコミュニティでも「ここを助けてほしい」と言えば誰かしら反応してくれます。その意味でも、

安心してアウトプットできる場所を持つ人が、これからは成長する

という話に、すごく納得感がありました。ちなみに、ここnoteも安心してアウトプットできる場所です。

そのほかには、

 🔵思い切って、自分でコミュニティをつくってしまおう
 🔵自分自身が、エコシステム(生態系)の中心になってしまおう

という話もありましたが、これは私も実践したい内容です。


人生の舵を握れ

「個」として積極的に社会に貢献できていると、自分の人生の「コア」に触れ、自分の手で人生の舵を握っている感覚が得られる

それが幸せに生きているということ

という話がありました。

いまはまだ、その感覚はありませんが、
「ぜひ、その感覚を得たい!」という気持ちはわきました。

いまこそ、自分たちの手で未来をデザインするマインドセットを持つ必要がある、という話もありました。

そう。未来は与えられるものではなく、自分たちでつくっていきたいですよね。


まとめ

本書の終盤でこんなことが書いてありました。

あとはもう、行動するだけ

本書で、「個人力」とはなにか? をインプットして学んだなら、あとは「ありたい自分」を確立するために行動するだけなのです。


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


読書期間 2024/12/31-2025/01/03
初版発行 2020/08/07

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高橋ひろあき | 学びのアウトプット士
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。