『それでも今の居場所でいいですか?』
実はこの本、1年以上前に読んだんですよね。
著者が出ていたセミナーに参加して、セミナー中に著者が言っていた「界隈性」という単語が気になって購入したのです。
セミナー等に参加すると、登壇者の本をよく買います。本書は、読んだあとアウトプットしないままだったのですが、
「界隈」という言葉が今年の新語・流行語大賞にノミネートされたこともあったので、「今がアウトプットするときだ!」だと思った次第です(笑)
一緒に学びましょう!💪
不幸なのは、あなたのせいではない
著者には、40ヵ国以上を旅した経験があります。そのうえでの結論として、「日本はやっぱり住みよい国」だということ。でも、
日本人は、なぜかみんな不幸
それはなぜなのか?
著者の答えは、さまざまな出来事を「自分のせい」だと思い込んでいるせい、とのことです。
つまり、自責はダメだということ。よく「他責はダメ」だと聞きますが、逆なんですね。
じゃあどうするか? ってところで、
界隈
という言葉が出てくるのです。
自分をとり巻く界隈を分析し、コントロールし
よりよい人生をつかみ、「本当の幸せ」を手に入れる
それが本書のテーマなのです。
すべては「界隈」のせい
「幸せの器」という概念が出てきます。あなたが幸せかどうかは、この器が満たされているかどうかにかかっています。
てっきり、「直接この器を変えちゃおうぜ!」という話かと思ったのですが、そうではありません。
では、この「幸せの器」はどうやって形づくられるのか? それが「界隈」なのです。
じゃあ、界隈はどうやってできるのか? というと、他人がつくっているのです。だから、不幸なのは自分のせいではない、ということなんですね。
「幸せの器」を直接変えることはできないけれど、「界隈」を変えることはできる。ここが重要なポイントです。
つまり、「界隈」を変えることで間接的に「幸せの器」も自分にあったものに変えることができるわけです。
界隈マトリクスであなたの「界隈」を分析
いま、自分の「界隈」はどうなっているのか?
それを分析する手法として、「界隈マトリクス」というものが紹介されています。
現在/未来、よい/悪いの4面で分析します。
詳しい埋め方は本書で学んでいただきたい。
重要なポイントとしては、「基準はなく、自分の主観で決める」ということと、「界隈は変化する」ということですね。
分析、ふり返りはだいたいそうですが、一度で終わりにせず、定期的に見直すことが大事になってきます。
「メイン界隈」をつくる
「メイン界隈」という言葉が出てきます。
自分が生きる場、必要とされる場のことです。そこに身を置くことが幸せにるながるのは容易に想像ができますね。
逆に、現在も未来も悪い界隈からは距離をとる必要があります。それは「今の会社」かもしれませんし、「あの人」かもしれません。
もう一度、界隈マトリクスを見てみましょう。つまり、こういうことです。
「界隈」を広げる
「界隈」のサイズにも注目です。
「界隈を広げることは生き方の選択肢を増やすこと」という話もありました。世界を広げることは楽しいことだと私も思っています。
コンフォートゾーンを抜けることにもつうじるかもしれませんね。
まとめ
本書の主張は、「自責になる必要はない」というものでした。自分の「幸せの器」は「界隈」が決める。そして、「界隈」は変えることができる。
であるならば、やっぱり自分次第なわけです。
それでも今の居場所でいいですか?
私の居場所は私がつくる!
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
読書期間 2023/09/13-2023/09/17
初版発行 2023/07/12
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